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レイズの「二刀流」マッケイ、今季は“大谷型” 先発投手とDHで起用する方針固まる

2019/02/16

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あくまで「二刀流」能力を支持。試行錯誤を繰り返しながら最善の道探す

 しかし、ブルーム氏はマッケイを二刀流選手に育成する方針を堅持することを強調している。
 
「批判や疑念があることは承知している。マッケイがやろうとしていることは多くの人間に出来ることではない。彼はここまで高いレベルでそれをよくやっているし、続ける意志も強い。これは彼が成功するために欠かせない成長過程なのだ」
 
 レイズは昨季中もマッケイと話し合いの場を多く持ち、様々な方法を試行錯誤している。例えば、試合前の守備練習の時間を減らすであるとか、外野からの返球を中継する場面の練習ではキャッチャーへの送球を行わない、などといったことだ。
 
 少なくとも現段階では、守備に関する負担をゼロにすることで、マッケイが投手と打者の分野に時間をかけて、怪我のリスクや疲労を軽減できると両者は考えている。それでも、将来的にはマッケイが一塁手に戻る可能性をレイズは否定していない。
 
 マッケイが今季の開幕をどのマイナーレベルで迎えるかはまだ明らかではないが、基本的なスケジュールは中5日で先発登板し、その翌日を休み、残りの4日をDHとして出場する見込みだ。
 
 なお、レイズ傘下に所属するもう1人の二刀流選手であるタナー・ドッドソン外野手については、今季も昨季同様にリリーフ投手と中堅守で起用されると見られている。

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