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マリナーズ一筋18年のエドガー・マルティネス氏、資格最終年に悲願の殿堂入り「特別な出来事」

2019/01/23

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 今年のMLB殿堂入り選手が発表され、元シアトル・マリナーズのエドガー・マルティネス氏が選出された。殿堂入り資格があるのは、初めて投票されてから10年以内で、マルティネス氏は今年が10年目の最終年だった。公式サイト『MLB.com』が22日(日本時間23日)、キャリアを振り返る記事を発表した。
 
 マルティネス氏は1987年にマリナーズでメジャーデビュー。4年目からはレギュラーを掴み、三塁手、指名打者として活躍した。1992年、1995年には打率.343、.356で首位打者を獲得したほか、2000年には145打点を挙げて打点王に輝いた。最高出塁率も3度、シルバースラッガー賞を5度獲得し、オールスターゲームには7度選出された。通算成績は2055試合出場、打率.312、2247安打、309本塁打、1261打点、出塁率.418、長打率.515。
 
 MLBの殿堂入り投票の対象となる条件の一つには、「初めて投票されてから10年以内」というものがあり、マルティネス氏は今年が10年目だった。今年75%を超えられなかった場合は資格はく奪となるところだったが、最終年にして85.4%を獲得。ついに悲願の殿堂入りを果たした。
 
 同サイトによるとマルティネス氏は、殿堂入りを知らせる電話を振り返り、「初めは自分でもどう感じているのかわからなかった。だけど、あの電話を受けたときは素晴らしい気持ちだった。家族やファンとこの喜びを分かち合えるのは本当に特別なことだよ」と語った。また、殿堂入りにたどり着いたのはファンと球団のおかげだと感謝を述べている。
 
 今回の投票で史上初の得票率100%を成し遂げ、殿堂入りを果たしたマリアノ・リベラ氏や、同氏の選出まで、史上最高得票率を誇ったケン・グリフィー・ジュニア氏もマルティネス氏を祝福。
 
 リベラ氏は往年の対決を振り返り、「若手時代には2ストライクを取ってもその後のストライクは決して取れない印象があった」と語った。また、「傑出した素晴らしい打者であると同時に、素晴らしい人格者だ」として称えた。グリフィー氏は「自分のことのようにワクワクして、緊張して知らせを待っていたよ。マリナーズ・ファミリーはずっとこの日のことを忘れないだろう」と語った。
 
 マリナーズにキャリアを捧げ、優れた成績と人格で愛されたマルティネス氏。最後の10年目で報われたのは、決して偶然ではない。

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