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カブス、球団フロントがDVで出場停止のラッセルに言及 批判覚悟で再契約「簡単な決断ではない」

2019/01/21

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10月にMLB機構から40試合出場停止処分

 シカゴ・カブスのジェド・ホイヤーGMが、家庭内暴力(DV)で告発されMLB機構から40試合の出場停止処分を受けているアディソン・ラッセル内野手について「チャンスを与えることは正しい」と言及した。19日(日本時間20日)、米スポーツサイト『ESPN』が伝えている。
 
 ラッセルは、昨季がメジャー4年目の24歳。昨季は130試合に出場し、打率.250、5本塁打、38打点、4盗塁をマーク。その一方でプライベートでは元妻にインスタグラムで浮気やDVを告発されると、10月にMLB機構から40試合の出場停止処分を受けていた。
 
 ファンからの批判や追放の声も大きかったが、同サイトによればカブスは1年340万ドル(約3億7000万)の内容で再契約を締結。再びのチャンスをラッセルに与える決断を下した。
 
 この再契約について、球団オーナーのトム・リケット氏は地元ラジオ局『ESPN 1000』に出演し「多くの専門家と話し、アディソンと何度も話した後、リーグとも話し、彼をサポートすることを決定した。これは簡単な決断ではなかった」とコメント。また、ジェド・ホイヤーGMも同ラジオで「(再契約したことで)我々は人気を失うことも考えられたが、専門家に勧められ、条件付きの2回目のチャンスを与えるのが正しいことだと感じた」と、ラッセルに対して再起するチャンスを与える上での心情を吐露した。
 
 一方、現場で指揮を執るジョー・マッドン監督は最近ラッセルと話をしたと言い、ラッセルについて「彼は正しい行いをして前進しようと努力しようとしている。それが成熟するプロセスなんだ」と言及。チームの一員として再び仲間に迎え入れる姿勢を示している。
 
 カブスは2016年のワールドシリーズ王者であり、その立役者の1人になっているラッセル。出場停止処分から明けた後に、チームの仲間とファンが納得する活躍を見せることができるのかメジャー5年目の戦いに注目だ。