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ホワイトソックスはマチャドに8年契約をオファー! 成立すれば球団史上最長年数の契約へ

2019/01/14

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 シカゴ・ホワイトソックスが、ロサンゼルス・ドジャースからフリーエージェント(FA)となっているマニー・マチャド内野手に対し、8年間にわたる長期契約をオファーしていることがわかった。この契約が成立すれば、ホワイトソックス球団史上最長の契約年数となる。米メディア『ESPN』が13日(日本時間14日)、伝えた。
 
 マチャドはボルティモア・オリオールズで正遊撃手として活躍し、契約最終年となった昨季途中にドジャースに移籍。チームのワールドシリーズ進出に大きく貢献した。強肩を活かした派手な守備と長打力が売りの大型内野手で、今オフのFA市場ではワシントン・ナショナルズのブライス・ハーパー外野手と並んで最大の目玉だ。
 
 そんなマチャドの獲得に動くとされている残りの球団はニューヨーク・ヤンキース、フィラデルフィア・フィリーズ、シカゴ・ホワイトソックスなどだ。いずれも超高額、長期にわたる契約を持ちかけていると見られる。
 
 ホワイトソックスは今季100敗を喫するなど、近い将来に世界一を狙いにいくチーム事情ではない。だが、若手有望株の育成と、将来性を残すスーパースターの獲得がかみ合えば黄金期の到来は遠くはないとの見方が優勢だ。ホワイトソックス史上最大規模の契約は、ホセ・アブレイユの6年総額6800万ドル(約75億円)で、今回マチャドと合意に至れば、年数・金額ともに上回る規模になると見られる。新時代の象徴として、マチャド獲得に本腰を入れているようだ。
 
 年数や金額が全てではない。ホワイトソックスは昨年11月にはマチャドの義兄にあたるヨンダー・アロンソ内野手を獲得したほか、アリゾナ・ダイヤモンドバックスからFAとなっていたジョン・ジェイ外野手も加入。マチャドが例年冬季にともにトレーニングをしている2人を獲得し、マチャドにとって最適な環境を作り上げている。
 
 マチャド争奪戦のライバル・ヤンキースは正遊撃手のディディ・グレゴリウス内野手がトミー・ジョン手術で離脱予定。穴となる内野手としては、首位打者・ゴールド・グラブ賞3度受賞のコロラド・ロッキーズの正二塁手D.J.ラメイヒュー内野手、通算224本塁打のトロイ・トロウィツキー内野手を獲得した。マチャドについては、その能力を高く評価しながら、ラフプレーや怠慢走塁、高額の年俸を問題視し、やや後ろ向きと見られる。
 
 フィリーズは今オフ、大型補強に動いているものの、現時点の最優先事項はハーパーの獲得の模様。シアトル・マリナーズで正遊撃手を務めたジーン・セグーラ内野手を獲得しており、当面内野手不足の事態に陥ることはなさそうだ。
 
 マチャドの契約が決まれば、FA市場は一気に加速すると見られる。スプリング・トレーニングに向け、各球団との交渉は大詰めを迎えることとなりそうだ。