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カージナルス入りのゴールドシュミット、古巣にメッセージ 「アリゾナは夢をかなえてくれた、最も特別な場所」

2018/12/26

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 セントルイス・カージナルスへのトレード移籍が決まったポール・ゴールドシュミット内野手が、古巣に感謝のメッセージを送った。アリゾナ・ダイヤモンドバックスにはメジャーデビュー以来8年間在籍し、愛着のあるチームだ。米メディア『Cut 4』が25日(日本時間26日)、伝えた。
 
 ゴールドシュミットは2011年にメジャーデビュー。強打の一塁手として2年目からレギュラーに完全定着、打線でも主軸を任されてきた。3年目には160試合出場、打率.302、36本塁打、125打点、15盗塁を記録して大ブレイクした。その後も安定した数字を稼ぎ続け、3度のゴールド・グラブ賞受賞を誇る安定した守備も高く評価されている。
 
 今季も158試合出場、打率.290、33本塁打、83打点と圧巻の成績。キャリア通算打率.297に対し、通算出塁率は.398と、選球眼も超一流だ。3年目から今季まで6年連続のオールスターゲーム選出を誇り、シルバースラッガー賞も4度と、早くも将来のレジェンド候補だ。
 
 そんなゴールドシュミットだが、今月5日(同6日)、カージナルスへのトレード移籍が発表された。交換相手となったのは今季7勝を挙げた先発右腕のルーク・ウィーバー投手、若手有望株のカーソン・ケリー捕手、アンディ・ヤング内野手、さらには来年のドラフト指名権も含まれる大型トレードとなった。
 
 古巣を離れることとなったゴールドシュミットは地元メディア『azセントラル』に感謝のメッセージを寄稿。「アリゾナ、ありがとう」と題されたメッセージは、「アリゾナは夢をかなえてくれた、とても特別な場所。別れを告げるのはとても辛いことです」と始まる。メジャーリーガーとしてのチャンスを与えてくれたアリゾナという土地に、大きな感謝を示した。
 
 また、”テキサスから来た21歳の若造を信じてくれたフロントと首脳陣”、”チームが良い時も悪い時も支えてくれたファンたち”、大勢のスタッフたち、そしてチームメイトたちへの感謝も述べた。
 
 アリゾナに愛され、アリゾナを愛したスーパースターの門出は前向きなものだ。アリゾナのファンも、セントルイスのファンも、大砲が新天地で大暴れする姿を心待ちにしていることだろう。

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