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ドジャース、大型トレードで得た“若手有望株”2人とは 今季ともにマイナーで持ち味発揮

2018/12/23

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プイーグら主力選手を一気に放出も、将来は明るい?

 ロサンゼルス・ドジャースは、21日(日本時間22日)にシンシナティ・レッズとの間で計7人が動く大型トレードを成立させた。ヤシエル・プイーグ外野手や、マット・ケンプ外野手ら主力の選手を放出した見返りに獲得したのは、2人の若手有望選手だった。
 
 今回ドジャースが高年俸である複数の主力選手をトレードで一気に放出したことにより、球団の経営と方針はより“スマート”なものに変貌しつつあるかもしれない。
 
 レッズとのトレードでドジャース側が獲得したのは、かつて2度のノーヒットノーランを達成したこともある先発右腕のホーマー・ベイリー投手と、傘下のマイナー球団に所属するジーター・ダウンズ内野手とジョシア・グレイ投手の3選手。
 
 ダウンズとグレイは、いずれもドジャース加入後に早速球団のプロスペクト(若手有望選手)上位30人にランクインしており、将来のメジャー昇格が期待されている。
 
 7位に入った20歳のダウンズは、二塁手と遊撃手の併用も可能な右投げ右打ちの内野手。2017年に全体32位でレッズに指名され入団し、2年目を迎えた今季は1Aデイトン・ドラゴンズで120試合に出場し、打率.257、23二塁打、2三塁打、13本塁打、47打点、37盗塁を記録した。2つの内野ポジションを守れる上、攻撃面では長打力と走力を併せ持つ選手として重宝しそうだ。
 
 また、16位に入った21歳の右腕グレイは、今年のドラフトで全体72位でレッズに指名され入団。入団後はルーキークラスであるグリーンビル・アストロズで12試合に登板し(全て先発)、2勝2敗、防御率2.58、52回1/3を投げて与四球17、奪三振59とイニング数より多い奪三振数を誇る。常時90~95マイル(約145キロ~153キロ)、最速で97マイル(約156キロ)に届く速球とスライダーを武器に今後も成長が見込まれる。
 
 それぞれ1A、ルーキーリーグとプロとして出だしの段階ではあるが、今後の成長次第で将来的にダウンズは打線の中軸、グレイは先発ローテーション入りも楽しみな存在であることに違いはない。
 
 主力を放出し年俸総額を抑えることが目標の1つであるとはいえ、有望な若手育成とその可能性に懸けたドジャースの未来に注目だ。




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