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ヤンキース、遊撃ギャルビス獲得も “汚れた選手”マチャドに大金は無駄「関心は本物だが…」

2018/12/16

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TJ手術でリハビリ中の正遊撃手が復帰するまでを見据え

 ニューヨーク・ヤンキースが、サンディエゴ・パドレスからフリーエージェント(FA)となっているフレディ・ギャルビス内野手の獲得に興味を持っていることが分かった。15日(日本時間16日)、地元紙『ニューヨーク・ポスト』が報じている。
 
 ヤンキースは現在、正遊撃手のディディ・グレゴリアス内野手が右肘靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受けリハビリ中。このグレゴリアスが復帰するまでの代役として、ギャルビスの獲得を狙っているとされている。
 
 ベネズエラ出身で現在29歳のギャルビスは、2012年にフィラデルフィア・フィリーズでメジャーデビュー。元々は二塁手だったが、2014年から本格的に遊撃手に転向。翌2015年には遊撃手として146試合に出場、以降は今季まで3年間155試合で遊撃を守った。
 
 攻撃面ではスイッチヒッター(両打ち打者)であり、今季は打率.248、13本塁打、67打点、8盗塁。打率こそ低いが、自己最多の20本塁打を放った2016年から3年連続2桁本塁打を記録した。しかし三振が多く、今季自己ワーストの147三振を喫している。
 
 ヤンキースは、これまでFA市場の目玉であるマニー・マチャド内野手に興味を持っているとされてきたが、同紙は「関心は本物だが、10年3億ドル(約330億円)の価値はない。ポストシーズンでは“汚れた選手である”と非難されるほど愚かだった。これらの事件は、ブライアン・キャッシュマンGMやアーロン・ブーン監督に『マチャドはヤンキースでプレーしない』と言わせる機会を生んだ」と獲得を否定した。
 
 トレードの話も報じられた三塁手のミゲル・アンドゥーハ―内野手が今もヤンキースに在籍している現状と、グレゴリアスが復帰することを考えればますますマチャドを獲得する必要がなくなる。それなら、グレゴリアスの穴を攻守に一時的にでも埋められる選手を獲得した方が経済的にも効率が良いだろう。
 
 先発投手の補強が最も重要視されるヤンキース。ギャルビス獲得となれば、その後は投手陣の補強に集中することになるのか、FA市場を大きく左右する選択に注目だ。