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エンゼルス、左の大砲ボーアと1年契約 大谷の復帰までプホルスと指名打者併用へ

2018/12/16

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GMは野手陣に可能な複数ポジションの確認求める

 ロサンゼルス・エンゼルスが15日(日本時間16日)、フィラデルフィア・フィリーズからフリーエージェント(FA)となっていたジャスティン・ボーア内野手と1年契約を結んだ。米公式サイト『MLB.com』が伝えている。
 
 現在30歳の左打者ボーアは、2014年にマイアミ・マーリンズでメジャーデビューを果たし、2年目に23本塁打を放って長打力が開花。2017年には自己最多の25本塁打を放ち、今季はシーズン途中にトレードでフィリーズに移籍した。2チームで打率.227、20本塁打、59打点の成績を残している。
 
 昨季は打率.289をマークしたが、今季はそれが急降下。キャリア最多となる四球73個を選んだ選球眼がある一方で、三振もキャリア最多の124個を記録し、メジャー6年目となる来季は真価を発揮するための正念場を迎える。
 
 エンゼルスは、大谷翔平投手が右肘靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受け順調にリハビリを進めているが、来季開幕までに指名打者として打者復帰が間に合わない場合には、ボーアが指名打者として働くことができる。
 
 現状では一塁は38歳のアルバート・プホルス内野手が守っている。しかし、必要に応じてボーアが一塁を守らせ、プホルスを指名打者に置いて打線の層の厚さを変えることなく試合に臨むことも有効だ。
 
 それでも、大谷が復帰した際には、いずれも一塁手のプホルスとボーアは他のポジションが守れないため、柔軟性は失われる。そこで、エンゼルスのビリー・エプラーGMは「他のベンチ入り選手に対して実際に複数のポジションをカバーできることを確認するように呼びかけている」とコメント。ユーティリティーな選手の必要性を訴えた。
 
 一発の魅力がある大砲が加わったエンゼルスだが、大谷、プホルスとともに起用する方法、またそれによって影響する他の選手の起用法まで、これから大きな課題となっていきそうだ。