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米国野球殿堂入りが発表、通算478セーブのスミス氏と2866安打のベインズ氏 スミス氏は満場一致

2018/12/10

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 米国野球殿堂は9日(日本時間10日)、2019年度の米国野球殿堂表彰者を発表し、リー・スミス氏とハロルド・ベインズ氏が選出された。同日、米公式サイト『MLB.com』が報じた。
 
 今回の投票は、全米野球記者協会(BBWAA)によって米国野球殿堂に選ばれなかった選手の殿堂入り審査を行う委員会によるもの。今年は1988年以降から現在に至るまでの時代が選考対象となり、10人が候補に挙げられた。
 
 選出されたスミス氏は、1998年に現役を引退。通算478セーブは当時のMLB最多記録だった。現在においても、歴代最高の救援投手と称されるマリアノ・リベラ氏、トレバー・ホフマン氏に次ぐ、3位の記録となっている。メジャー18年間で4度のセーブ王に輝き、10シーズンで30セーブ以上をマーク。オールスターにも7度出場した。
 
 一方、ベインズ氏は1977年ドラフト1位でシカゴ・ホワイトソックスに入団。6度のオールスター出場を誇り、メジャー22年間で5球団を渡り歩いた。通算成績は、2830試合に出場し、2866安打、384本塁打、1628打点だった。
 
 殿堂入りには、全投票数(16票)のうち75%以上(12票)が必要であり、ベインズ氏が12票、スミス氏は満場一致で選出された。ルー・ピネラ氏は11票で惜しくも選出とはならなかった。
 

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