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アストロズ、17勝ハップ&20発マカッチェンを狙う? MLB公式が今オフの“穴”を指摘

2018/12/09

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レフトで最多出場のゴンザレスがFA、残る選手は攻撃力に欠ける

 また、同記者は外野陣に関しても、今季レフトのポジションが「問題のあるエリアだった」と指摘した。最多の73試合に出場したマーウィン・ゴンザレス外野手が打率.247、16本塁打。61試合に出場したトニー・ケンプ外野手が打率.263、6本塁打。レフトでの守備率はともに.986となっている。
 
 ゴンザレスがシーズン終了後にFAになり、ケンプはイマイチ攻撃力に欠ける。2015年のドラフト1位、カイル・タッカー外野手がメジャーの舞台に立ったが28試合で打率.141、0本塁打と成長途上のため、同記者は「チームがベテラン選手を優先するのであれば」と前置きした上で獲得のターゲットにマカッチェンの名を挙げた。
 
 マカッチェンは今季サンフランシスコ・ジャイアンツとヤンキースでプレーし、打率.255、20本塁打、65打点、14盗塁をマーク。ピッツバーグ・パイレーツ時代から走攻守に優れた選手として長年活躍し、その実績はゴンザレスの穴を埋めるには十分だ。
 
 今季のポストシーズンは、アメリカン・リーグ優勝決定戦でボストン・レッドソックスの前に1勝4敗で敗退、世界一連覇の夢が叶わなかったアストロズ。最強ローテーションの維持とさらなる強力打線のを形成へ向けて、今後の動向が注目される。

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