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エンゼルス・大谷の元同僚バルブエナ、母国で交通事故死 主砲プホルス「とても寂しい」

2018/12/08

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同乗の元DeNA、ロッテのカスティーヨも死去

 今季途中までロサンゼルス・エンゼルスに所属していたルイス・バルブエナ内野手と、かつてNPBの千葉ロッテマリーンズと横浜DeNAベイスターズでプレーしたホセ・カスティーヨ内野手が、6日(日本時間7日)に母国ベネズエラで交通事故に遭い死去した。米公式サイト『MLB.com』など複数のメディアが報じている。
 
 エンゼルスで大谷翔平投手のチームメイトとして今季活躍した33歳のバルブエナ氏はと37歳のカスティーヨ氏は、同乗していたSUVが路上で岩と衝突し命を落とした。さらに、同乗していた元東京ヤクルトスワローズのカルロス・リベロ内野手を含む2人が生還したという。
 
 同サイトによれば、この突然の訃報を受けてMLBのコミッショナー、ロブ・マンフレッド氏が声明を発表。「バルブエナ氏とカスティーヨ氏の死に深い哀悼を表します。我々にとって非常に悲しい日だ」とコメントした。また、球団も公式ツイッターで「深い悲しみを感じている」と投稿し、エンゼルスでバルブエナ氏とチームメイトだったアルバート・プホルス内野手も自身のツイッターで「とても寂しい。2人の家族とともに祈りを捧げるよ」と悔やんでいる。
 
 バルブエナ氏は、2008年にシアトル・マリナーズでメジャーデビューし、クリーブランド・インディアンス、シカゴ・カブス、ヒューストン・アストロズを経て2017年からエンゼルスでプレー。通算1011試合で打率.226、114本塁打、367打点を記録した。
 
 一方、カスティーヨ氏は2004年から2008年までピッツバーグ・パイレーツなどでプレー。その後、統一ライオンズ(台湾)を経て2010年に日本の横浜(現DeNA)に加入し、2011年にはロッテに所属した。日本での通算成績は217試合で打率.271、24本塁打、89打点。7日夜にはDeNAとロッテがそれぞれ球団公式ツイッターで追悼メッセージを投稿した。

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