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“ライバル対決”でMLBがヨーロッパ初開催 現地視察のAロッド氏「雰囲気良かった」

2018/11/20

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Getty Images



英国ロンドンで2試合!NFL、NBAに次ぐ進出で成功なるか

 かつてニューヨーク・ヤンキースなどで活躍し、メジャー歴代4位の通算693本塁打を誇るアレックス・ロドリゲス氏が19日(日本時間20日)、来年6月に英国・ロンドンで行われるボストン・レッドソックス対ヤンキースの試合を宣伝するために現地ロンドンを訪れた。
 
 このレッドソックスとヤンキースによる「ロンドン・シリーズ」は、来年現地6月29日~30日にかけて2試合が行われる予定で、ヨーロッパでMLBのレギュラーシーズンとしての試合が開催されるのは初めてのこと。当日は2試合ともレッドソックスのホームゲームとして行われる。
 
 試合に使用される場所は、ロンドンにある「ロンドン・スタジアム・クイーン・エリザベス・オリンピックパーク」で、観客収容人数は5万7000人。2012年に行われた夏季五輪のために建設された球場だが、来年初めに改装される予定となっている。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、現地を訪れたロドリゲス氏は「雰囲気は本当に良かった。来年6月には多くの人が興奮し、素晴らしい時間になる。NFLとNBAが長きにわたってここロンドンで開催しているが、それが納得できるね」とコメント。米国の3大スポーツの1つに数えられる野球が、ロンドンの地で華々しく一歩を刻むことを期待していた。
 
 ちなみに日本では、最近では2008年にレッドソックスとオークランド・アスレチックスによる開幕戦、2012年にはシアトル・マリナーズとアスレチックスによる開幕戦が開催された。来年3月にもマリナーズとアスレチックスの開幕戦が開催される予定となっているが、レッドソックスとヤンキースによるメジャー屈指の“ライバル対決”は未だ実現していない。