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日米野球出場のアクーニャ、ナ・リーグ新人王に喜び「興奮している」 アで選出の大谷にも敬意

2018/11/13

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 現在開催中の「2018日米野球」でMLBオールスターチームの一員としてプレーしているアトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が12日(日本時間13日)、ナショナル・リーグの最優秀新人賞に選出され、日本で喜びの会見が行われた。
 
 アクーニャJr.は、マツダスタジアム(広島)で行わる第4戦を前に会見に臨み、新人王受賞について「何と言葉で表したら良いか分からないぐらい興奮している。この賞をいただけて光栄に思っている」とコメント。
 
 デビューイヤーとなった今季111試合に出場し、打率.293、26本塁打、64打点と活躍。20歳にしてブレーブスの中心選手として5年ぶりのナ・リーグ東地区優勝に導いた。
 
 今後どういう選手になりたいかと問われると、「(キャリアが)まだ始まったばかりなので、自分としてはまだやらなきゃいけないことがたくさんある。毎日毎日、毎年毎年、自分の素晴らしいパフォーマンスができるように色んな人のアドバイスを聞いて、どんどん人としても、プレーヤーとしても成長していきたい」と向上心を口にした。
 
 またこの日、アメリカン・リーグでは投手として4勝、打っては22本塁打を記録したロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が新人王を受賞。戦うリーグは違えど「本当に信じられない選手と思っていた。投げて良し、打って良しだし、自分としてはまずこの賞を取って『おめでとう』と言いたい」と二刀流として活躍した大谷に敬意を表している。
 
 今回の日米野球では新人王を争ったワシントン・ナショナルズのフアン・ソト外野手と一緒にプレー。同じ20歳、そして良き友人である有望選手について「ソトとプレーすることは凄く楽しくて、見ていても楽しい選手だと思っている。そういう選手と一緒にプレーできて素晴らしい機会をもらった」と話し、今後もお互いで切磋琢磨していく考えを示した。
 
「試合に出る限りは自分の100%のことをやるように」と野球一家の家族から言われているというアクーニャは、日米野球でも安打が出る度にチームメイトらと歌ったり踊ったりとチームを盛り上げている。「(それらをすることで)エネルギーになる。楽しむことに繋がってくれれば」と話すように、第3戦では投打がかみ合いチームはようやく初白星を手にした。残り3試合で“元気印”のアクーニャが日本のファンにどんなプレーを見せてくれるか期待が高まる。
 
 
取材・氏原英明、文・ベースボールチャンネル編集部