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MLB秋季Lオールスターで衝撃! 1A+の22歳右腕が計測した166キロを…3A選手がHRに

2018/11/04

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4番打者には167キロ計測し奪三振を記録

 MLBアリゾナ秋季リーグのオールスター戦が3日(日本時間4日)、サプライズ・スタジアム(カンザスシティー・ロイヤルズとテキサス・レンジャーズの共同施設)で行われた。秋季リーグ戦ではガラガラのスタンドも、このオールスター戦はほぼ満員の観客が詰めかけた。
 
 アリゾナ秋季リーグには、メジャー各球団がそれぞれの傘下マイナー組織から選りすぐりの有望株選手を6人ずつ選抜して送り込んでいる。その中からさらに絞り込まれたオールスター戦はその名に恥じない衝撃の幕開けを迎えた。
 
 1回表、西軍の先発投手としてマウンドに上がった22歳右腕のネイト・ピアーソン投手(トロント・ブルージェイズ傘下1A+)は、マイナーリーグ屈指の速球投手であるとの評判に違わず、立ち上がりから100マイル(約161キロ)を超える速球を連発してスタンドを沸かせた。
 
 東軍の1,2番打者が倒れた後、打席に立ったのはピーター・アロンソ内野手(ニューヨーク・メッツ傘下3A)。ピアーソンの第1球は103マイル(約166キロ)のストレート。続く2球目をアロンソが弾き返し、センターオーバーの本塁打となった。電光掲示板の表示ではその被本塁打球も103マイルを計測していた。
 
 サプライズ・スタジアムにはメジャー球場に導入されている「Statcast」は設置されていない。したがって厳密な比較にはならないが、MLB公式サイト『MLB.com』が伝えるところによると、「この103マイルは2017年8月にラファエル・デバース内野手(ボストン・レッドソックス)が本塁打を放った時にアロルディス・チャップマン投手(ニューヨーク・ヤンキース)が放った102.7マイル(約165キロ)のメジャー最速被本塁打球を上回る数値」だとしている。
 
 さらに驚くべきことに、ピアーソンは続く4番打者に対してさらにスピードを上げ、104マイル(約167キロ)を連発して三振を奪った。オールスター戦のため、ピアーソンはこの1回のみでマウンドを降りたが、その豪腕ぶりを強烈にアピール。一方、本塁打を放ったアロンソも2018年のレギュラーシーズンで36本塁打(マイナーリーグ・トップタイ)の長打力を存分に見せつけた。

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