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ナ・リーグ優勝決定S、カギは救援陣 ドジャース前田はロングリリーフの可能性も 公式サイトが分析

2018/10/12

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 ロサンゼルス・ドジャースとミルウォーキー・ブリュワーズによるナショナル・リーグ優勝決定シリーズが13日(日本時間14日)に開幕する。米公式サイト『MLB.com』は両軍の戦力を分析し、勝敗の鍵を握るのは救援陣との見方を示している。
 
 ドジャース救援陣の今季防御率はメジャー8位の3.72。対するブリュワーズはメジャー5位の3.47でいずれもハイレベルな結果だった。抑え投手に記録されるセーブ数は、ドジャースが48、ブリュワーズが49とこちらも拮抗している。8回以降リードしていた場合の勝敗はドジャースが80勝4敗、ブリュワーズは84勝3敗。両軍救援陣はともに抜群の安定感を誇っていることがわかる。
 
 レギュラーシーズンでは大きな差はなかった両軍救援陣だが、後半戦の成績に注目すると、同サイトはドジャースの守護神ケンリー・ジャンセン投手の状態がやや気になるとこだと指摘している。ジャンセンは不整脈による離脱から復帰した8月以降、21試合に登板して防御率4.87と不安をぬぐえない。過去7年間、被本塁打のシーズン平均は4.38本と非常に少なかったが、今季は13本と一気に悪化したことも懸念材料だ。
 
 ジャンセンが本来の投球をできないと判断されれば、その穴を埋めるのは前田健太投手、ペドロ・バイエズ投手、スコット・アレクサンダー投手らの名前が挙げられる。昨季、救援投手としてポストシーズンで活躍を見せた前田は今季も途中からリリーフに配置転換。見事な投球で指揮官の信頼を勝ち取っている。先発投手としてキャリアを重ねているため、ロングリリーフを任される可能性もある。
 
 バイエズは今季55試合で防御率2.88と安定した数字を残し、ポストシーズンでの活躍も期待される。左腕アレクサンダーは、ブリュワーズの主砲クリスチャン・イェリッチ外野手を抑える役割を期待されている。
 
 また、同サイトでは、メジャートップクラスの救援陣を誇る両軍の投手起用で特徴的なのは交代頻度に着目。頻繁な投手交代を行うドジャースのデーブ・ロバーツ監督に対し、ブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督は救援投手に複数イニングを任せることもある。
 
 ワールドシリーズ進出をかけた大勝負、カギはフル回転が予想される救援陣の活躍と、それをめぐる采配合戦となりそうだ。