大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » メジャーリーグ最新情報 » 田中将大 » ヤンキース、WCゲーム快勝で地区シリーズ進出 ジャッジが先制2ラン、先発セベリーノが5回途中無失点の好投

ヤンキース、WCゲーム快勝で地区シリーズ進出 ジャッジが先制2ラン、先発セベリーノが5回途中無失点の好投

2018/10/04

text By

photo

Getty Images



 アメリカン・リーグワイルドカードゲームが3日(日本時間4日)、ヤンキー・スタジアムで行われ、ニューヨーク・ヤンキースが7-2でオークランド・アスレチックスを下し、地区シリーズ進出を決めた。
  
 ヤンキース先発は今季19勝8敗、防御率3.39の右腕ルイス・セベリーノ投手。対するアスレチックスはリアム・ヘンドリックス投手が先発マウンドに上がった。
 
 ヤンキースは初回、セベリーノが先頭を3球三振に取ると、続く打者2人を三ゴロ、空振り三振に抑える絶好の立ち上がり。
 
 その裏の攻撃、無死一塁から2番アーロン・ジャッジ外野手に一発が飛び出した。カウント2-1からヘンドリックスの4球目を捉え、左翼への先制2ラン本塁打とした。
 
 2-0のまま迎えた5回表。ここまで無安打7奪三振に抑えていたセベリーノだったが、2連打を許して降板。代ったデリン・ベタンセス投手が打者3人を完璧に抑え、ピンチをしのいだ。
 
 そして6回裏、ヤンキースはジャッジが二塁打で出塁すると、アーロン・ヒックス外野手の右中間への適時二塁打で3点目を挙げた。四球と盗塁などで、無死二、三塁と好機を広げると、ルーク・ボイト内野手が右翼フェンス直撃の2点適時三塁打を放った。さらにディディ・グレゴリアス内野手の犠飛で1点を追加。この回一挙4得点で6-0にリードを広げた。
 
 一矢報いたいアスレチックスは8回表、1死一塁から4番クリス・デービス外野手が右翼への2ラン本塁打を放った。だが、後続は凡打に沈み反撃はここまで。
 
 ヤンキースはその裏、この回先頭のジャンカルロ・スタントン外野手にダメ押しのソロ本塁打が飛び出した。そして、9回表は守護神アロルディス・チャップマン投手が登板し、試合を締めた。
 
 一発勝負のゲームを制したヤンキースは、5日(同6日)から地区シリーズで東地区覇者ボストン・レッドソックスに挑む。