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大谷翔平、今季最終戦で1安打 1年目は打率.286、22本塁打、61打点 エンゼルスはサヨナラ勝ち

2018/10/01

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が30日(日本時間1日)、シーズン最終戦となる本拠地でのオークランド・アスレチックス戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場。9回に中前打を放って、5-4のサヨナラ勝ちに貢献した。田澤純一投手は8回にリリーフ登板し、1回無失点2奪三振と好投した。
 
 大谷は初回1死一塁で迎えた第1打席、相手先発ブレット・アンダーソン投手の90マイル(約145キロ)のシンカーを捉えたが左飛に倒れる。2-2の3回1死一塁の第2打席は、3球目88マイル(約141キロ)のシンカーを強烈なピッチャー返し。投手の体に当たった打球を一塁手が捕球、二塁に送球して走者がアウトとなった。
 
 2-4で迎えた6回の第3打席、1死走者なしで左腕ライアン・ブッチャー投手と対決。カウント1-2から81マイル(約130キロ)のカーブに空振り三振を喫した。
 
 8回には田澤が4番手として登板。先頭チャド・ピンダー内野手を85マイル(約137キロ)のフォークで空振り三振。続くジェド・ローリエ内野手は二直、さらにジョナサン・ルクロイ捕手を空振り三振に斬った。田澤は1回を投げ、無安打無失点2奪三振だった。
 
 そして2点ビハインドのまま迎えた9回、先頭で第4打席に立った大谷。守護神クリス・ハッチャー投手の4球目94マイル(約151キロ)の直球を弾き返してセンター前ヒット。続くジェフリー・マルテ内野手の二塁打で大谷が生還し、1点差に追いついた。続くテイラー・ワード捕手が左翼へのソロ本塁打を放ち、シーズン最終戦を劇的な勝利で飾った。
 
 大谷はこの日、4打数1安打だった。1年目の通算成績は、打者として打率.286、22本塁打、61打点、10盗塁。日本人選手のメジャー1年目の最多本塁打記録を更新した。投手として10試合に登板し、4勝2敗、防御率3.31だった。
 
田澤の今季成績は、31試合に登板、1勝1敗2ホールド、防御率7.07だった。