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大谷、3安打2打点1盗塁で打率.289 新人での20本塁打・10盗塁は球団史上3人目

2018/09/29

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が28日(日本時間)、本拠地エンゼル・スタジアムでのオークランド・アスレチックス戦に「4番・指名打者」で先発出場。3打数3安打2打点、1盗塁の活躍で勝利に貢献した。
 
 大谷は、右腕マイク・ファイアーズ投手に対して2回の第1打席で左前安打を放ち、その後今季10個目の盗塁となる三盗を成功させて先制のホームを踏んだ。3回の第2打席でもライトへ二塁打を放ち、5点リードの5回には1死一、三塁のチャンスで犠飛。今季60打点目を記録した。
 
 そのまま試合は終盤に入り7回、1死三塁から3番のマイク・トラウト外野手が敬遠四球で歩かされ、一、三塁のチャンス。ここで第4打席を迎えた大谷は、5番手ディーン・キーケファー投手から粘って8球目のスライダーを弾き返し、この日3安打目となる投手へのタイムリー内野安打を放った。
 
 エンゼルスは、8-0で迎えた8回に3番手のウィリアムズ・ヘレス投手が2失点。なおも2死一、二塁で4番手として田澤純一投手が登板し、7番のラモン・ローレアーノ外野手に対して2球で追い込んでから暴投。二、三塁とピンチを広げる。
 
 そしてカウント1-2から85.9マイル(約138キロ)のフォークを投げ込み、三塁へのゴロに打ち取ったが、サードのテイラー・ウォード内野手がこれをエラー。三塁走者の生還を許すと、続くマーカス・セミエン内野手にはレフトへ2点タイムリー二塁打を浴びて8-5と3点差に詰め寄られた。
 
 それでも、9回は5番手のハンセル・ロブレス投手がアスレチックスの1番から始まる攻撃を無失点に抑え、そのまま8-5で勝利。大谷はこの日3打数3安打2打点1盗塁の活躍で、打率を試合前の.283から.289まで上げている。新人での20本塁打10盗塁は球団史上3人目の快挙。一方リリーフした田澤は、1/3回10球(ストライク6球)を投げ被安打1、無四球、奪三振0、失点1の成績で防御率を7.33とした。