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100敗超えロイヤルズから“2冠”選手誕生へ 米メディアは皮肉「誰も彼を話題にしない」

2018/09/29

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球団史上4人目の50長打&40盗塁を達成

 MLBのレギュラーシーズンもいよいよ大詰め。優勝争い、新人王、MVP、サイ・ヤング賞など各タイトルの行方にファンも一喜一憂していることだろう。そんな中で米メディア『12up』は27日(日本時間28日)、人知れず打ちまくっている、カンザスシティ・ロイヤルズのウィット・メリフィールド内野手の活躍を報じている。
 
 26日(日本時間27日)のシンシナティ・レッズ戦で2盗塁を決め、40盗塁を突破したメリフィールド。これにより、2003年のカルロス・ベルトラン氏以来、ロイヤルズ史上4人目となる、シーズン50長打&40盗塁をマークした選手となった。他に、過去の達成者としてウィリー・ウィルソン氏(1985年)、ジョニー・デーモン氏(2000年)の名が並んでいる。
 
 そして、メリフィールドはチームが159試合を消化した時点で、並いるスター選手たちを抑えて安打数(188)、盗塁(42)の2部門でアメリカン・リーグのトップに立っている。それでも、100敗越えで中地区最下位に沈むロイヤルズでは注目を浴びないせいか、上述メディアも「メリフィールド、ロイヤルズ球団史に名を残すが、誰も彼を話題にしない」と皮肉めいたタイトルでこの話題を紹介している。
 
 昨季に続く2度目の盗塁王はほぼ手中に収め、安打数も2位につけるJ.D.マルティネス外野手(ボストン・レッドソックス)に共に残り3試合で3本差と逃げ切れそうだ。目標を失い低迷するチームで、打って走って孤軍奮闘する29歳は、タイトルを獲得し最後にスポットライトを浴びることができるのだろか。