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大谷翔平「4番・DH」で4打数無安打2三振 エンゼルスは14三振喫し11失点で大敗

2018/09/22

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が21日(日本時間22日)、敵地ミニッツメイド・パークでのヒューストン・アストロズ戦に「4番・指名打者(DH)」で先発出場し、4打数無安打に終わった。
 
 エンゼルスは、初回に先発のアンドリュー・ヒーニー投手が2本の安打と四球で満塁のピンチを招くと、6番のユリ・グリエル内野手に第11号満塁本塁打を浴びていきなり4点を先制される苦しい展開となった。
 
 直後の2回の攻撃で、大谷は先頭打者として第1打席を迎え、過去3打数1安打としている今季14勝の先発右腕ゲリット・コール投手と対戦。フェイスガード付きのヘルメットをかぶっての打席となったが、カウント2-2から高めに来た96.9マイル(約156キロ)の速球に空振り三振を喫した。
 
 グリエルの2打席連発となる2ラン本塁打で、その差を6点に広げられたエンゼルス。3回に通算1000奪三振を達成しここまで被安打1と快投を見せるコールに対して、大谷が4回2死走者なしの場面でフェイスガードの無いヘルメットをかぶって第2打席に立ち、初球の94.6マイル(152キロ)の速球を捉えるもあとひと伸び足りず中直に打ち取られた。
 
 5回に再びグリエルにタイムリー安打を浴びたエンゼルスは6回、2死から2番のホセ・フェルナンデス内野手が二塁打を放ちこの日初めて得点圏に走者を置くと、続く3番のマイク・トラウト外野手がセンター左へ第37号2ラン本塁打を放って2-7と5点差とするが、直後の大谷の第3打席はカウント2-2から真ん中の96.5マイル(約155キロ)の速球を弾き返すものの中飛。3打席連続凡退となった。
 
 6回の守りで3番手のノエ・ラミレス投手が3者凡退に抑えたエンゼルスは、続く7回に7番のフランシスコ・アーシア捕手がタイムリー安打を放って4点差とする。さらに1死一塁と追加点のチャンスだったが、ここでコールの前にケイレブ・コワート内野手とテイラー・ウォード内野手が連続三振に倒れ得点を挙げることはできなかった。
 
 エンゼルスは、直後の守りで4番手のパーカー・バードウェル投手がセーフティースクイズを決められ、なおも1死一、二塁で1番のジョージ・スプリンガー外野手に第21号3ラン本塁打を浴びて3-11とこの日最大8点差とされる。
 
 9回には、大谷が先頭打者として第4打席を迎え、アストロズ3番手の右腕ディーン・ディーツ投手と対戦したが、カウント1-2から83.1マイル(約134キロ)のカーブの前に見逃し三振を喫した。この日の大谷は4打数無安打2三振で打率.286。前日の試合から6打数連続無安打となった。
 
 エンゼルスはその後も後続が凡退して3-11で大敗。先発のコールに12三振を喫するなど、アストロズ投手陣に計14三振に倒れるなど打線が機能しなかった。一方のアストロズは、ワールドチャンピオンに輝いた昨季に続いて2年連続のポストシーズン進出を決めている。