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田中将大、自身3連勝へ大量援護もらい6回8K無失点 20イニング連続無失点も継続

2018/09/15

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初回から打線の大量援護受け主導権握る

 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が14日(日本時間15日)、本拠地ヤンキー・スタジアムでのトロント・ブルージェイズ戦に先発登板し、6回無失点と好投。自身3連勝と今季12勝目へ最高の投球を見せた。
 
 9月に入り登板2試合連続で勝利を挙げ、11勝まで伸ばしている田中。初回、先頭のビリー・マキニー外野手を88.3マイル(約142キロ)のスプリットで空振り三振を奪うと、続くローデス・グリエルJr.内野手は初球の91.6マイル(約147キロ)の速球で三直。3番のランダル・グリチック外野手には四球を与えたが、4番のロウリー・テレズ内野手をスプリットで遊ゴロに打ち取り、安定した立ち上がりを見せた。
 
 一方のヤンキース打線は、相手先発のマルコ・エストラーダ投手の前に初回から猛攻を仕掛ける。無死一、二塁のチャンスを作ると、3番のアーロン・ヒックス外野手の左前タイムリー安打によって先制に成功。その後もグレイバー・トーレス内野手とルーク・ボイト内野手のタイムリー安打などで一挙5得点を挙げ試合の主導権を握った。
 
 大量援護をもらった田中は2回、先頭の5番テオスカー・ヘルナンデス外野手を83.3マイル(約134キロ)のスライダーで空振り三振を奪い、続くケビン・ピラー外野手も右飛に打ち取り難なく2アウトを取る。最後はアレドミーズ・ディアズ内野手をスライダーで遊ゴロに仕留めて3者凡退とした。
 
 3回は、先頭の8番デボン・トラビス内野手をスプリットで空振り三振。続くルーク・メイリー捕手にはフルカウントから92.6マイル(約149キロ)の速球を中前へ弾き返されこの日初安打を許したが、1番のマキニーを初球のスライダーで二飛、グリエルも三球三振としてピンチを広げなかった。田中は序盤3回までを投げ終え46球(ストライク32球)、被安打1、与四球1、奪三振4、無失点。

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