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大谷、苦手の左腕から初本塁打となる16号ソロ メジャーでの新人16本塁打は松井秀喜氏に並ぶ数字

2018/09/05

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が4日(日本時間5日)、敵地グローブライフ・パークでのテキサス・レンジャーズ戦に「2番・指名打者(DH)」で先発出場し、第3打席に相手左腕から第16号ソロ本塁打を放った。
 
 2日前に復帰登板を果たし、中1日を置いて「打者」として出場することとなった大谷。この日の相手先発は今季打率.177と苦手とする左腕のマイク・マイナー投手だが、無死二塁のチャンスで迎えた第1打席は真ん中に来た82.8マイル(約133キロ)のナックルカーブの前に見逃し三振を喫する。しかし、エンゼルスはその後1死二、三塁から4番のアンドレルトン・シモンズ内野手の内野ゴロの間に1点を先制した。
 
 大谷は、1番から始まる2回に再び無死二塁の状況で第2打席を迎えるが、ここでも外角低め88.1マイル(約142キロ)のスライダーに手が出ず見逃し三振。2打席連続で見逃し三振となった。
 
 エンゼルスは、先発のアンドリュー・ヒーニー投手がエルビス・アンドルゥース内野手とエイドリアン・ベルトレ内野手にソロ本塁打を浴び1-2と逆転を許す。さらに5回にはノマー・マザーラ外野手に2点タイムリー安打を浴び1-4とリードを広げられる苦しい展開となった。
 
 3点を追うエンゼルスは6回、大谷が先頭打者として第3打席を迎える。大谷はカウント2-1からの4球目、86.4マイル(約139キロ)のスライダーを完璧に捉ると、打球は右中間スタンドに突き刺さる第16号ソロ本塁打となった。苦手とする左腕から初めての本塁打となり、これでニューヨーク・ヤンキース時代の松井秀喜氏が記録した新人での本塁打数16本に並んだ。

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