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フィリーズ、元本塁打王バティスタを獲得 首位奪取の起爆剤となるか

2018/08/29

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Getty Images



 フィラデルフィア・フィリーズは28日(日本時間29日)、ニューヨーク・メッツから元本塁打王のホセ・バティスタ外野手を獲得したと発表した。交換選手もしくは金銭トレードかは後日発表される。
 
 今年10月に38歳を迎えるバティスタ。今季はアトランタ・ブレーブスでもプレーしており、これで今季3球団目の所属となった。
 
 2004年にボルティモア・オリオールズでメジャーデビューし、当初は複数ポジションを守るユーティリティープレーヤーだった。トロント・ブルージェイズ時代の2010年に長打力が開花し、54本塁打を放ち本塁打王に輝いた。翌11年も43本塁打を放ち、2年連続で本塁打王を獲得した。
 
 近年は打率が低迷し、衰えが見られるが、選球眼の良さとパンチ力は健在。今季はブレーブスとメッツで95試合に出場し、打率.196、11本塁打、42打点の成績となっている。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、フィリーズのゲイブ・キャプラー監督は「彼はベンチやクラブハウスでベテラン選手として貢献してくれるだろう」とコメント。バティスタがチームの若手の手本として好影響を与える存在になることを期待した。
 
 フィリーズは27日(日本時間28日)終了時点でナショナル・リーグ東地区2位。首位・ブレーブスにゲーム差3.5まで迫っている。バティスタの加入が首位奪取への起爆剤になる可能性は大きい。