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田中将大、6回2失点の粘投も報われず4敗目 ヤンキースは打てず守れず2連敗

2018/08/17

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 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が16日(日本時間17日)、本拠地ヤンキー・スタジアムでのタンパベイ・レイズ戦に先発登板し6回2失点。しかし味方打線の援護がなく、5年連続2桁勝利はまたもお預けとなった。
 
 5年連続2桁勝利を狙う田中は、10日(同11日)以来となる中5日のマウンド。この日対戦するのは7月24日(同25日)に完封勝利を収めているレイズが、この日は立ち上がりからレイズ打線につかまる。
 
 初回、先頭のマレックス・スミス外野手に左前安打を打たれ出塁を許すと、直後に盗塁を許し無死二塁。続くジョーイ・ウェンドル内野手には、スプリットを右中間へのタイムリー二塁打とされてあっさり先制点を許した。なおも一、三塁のピンチを背負った田中は、4番のトミー・ファム外野手にレフトオーバーのタイムリー二塁打を打たれ、0-2とリードを広げられた。
 
 初回に2失点を喫した田中だったが、その後は2回と3回を無失点に抑えて徐々にリズムを取り戻し始める。ヤンキース打線がレイズ先発のブレイク・スネル投手を捉えられない中で我慢のピッチングが続き、4回も1死からウィリー・アダメズ内野手に二塁打を浴びたが、後続を2者連続三振に仕留めてピンチを脱した。
 
 5回も1死からウェンドルに右前安打を許したが、その後けん制でアウトにするなど3人で攻撃を終わらせた田中。ここまで毎回の8安打を打たれるも、2回以降は失点につながる決定打を許さない粘りの投球が続く。
 
 田中は6回、1死から指名打者のチェ・ジマンにこの日5本目となる二塁打を浴び、4回以来の走者を得点圏に置いてのピッチングを強いられたが、2死となってから再びけん制で走者を刺し3アウト。結局、6回92球(ストライク61球)を投げて被安打9、無四球、奪三振6、失点2の粘投で、防御率を4.03としている。自身10勝目はならなかったが、先発投手として試合を作る役割は果たした。
 
 ヤンキース打線は、スネルが5回無失点で降板後も6回、7回とリリーフ陣を打てず苦戦。逆に、守備では8回無死一塁の場面で、ウェンドルの送りバントを処理した三塁手のミゲル・アンドゥーハー内野手が一塁へ悪送球。一、三塁とピンチを広げ、続くジェイク・バウアーズ内野手にはセーフティースクイズを決められて貴重な1点を献上してしまった。
 
 0-3と3点を追う8回、2死二塁からジャンカルロ・スタントン外野手がフェンス直撃のタイムリー二塁打を放ってようやく1点を返し2点差。しかし、9回にレイズのクローザーであるセルジオ・ロモ投手から無死満塁のチャンスを作りながら、6番手のアダム・コラレック投手の前に3者連続アウトとなり1-3で敗戦。ヤンキース先発の田中に4敗目が記録されるとともに、チームはこの3連戦を1勝2敗で負け越した。