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大谷翔平、一発含む2安打3打点&1盗塁の大活躍! エンゼルスは攻守に躍動し2連勝

2018/08/08

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が7日(日本時間8日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのデトロイト・タイガース戦に「3番・指名打者」で先発出場し、1本塁打を含む4打数2安打3打点2得点。1四球1盗塁も記録してチームの勝利に貢献した。
 
 エンゼルスは初回に先発のアンドリュー・ヒーニー投手が2失点。しかし、直後の攻撃で無死一、二塁のチャンスを作ると、第1打席を迎えた大谷が先発のジェイコブ・ターナー投手から第12号3ラン本塁打を放って逆転に成功。この回一挙7得点で7-2と突き放した。
 
 スコア7-3となった2回。先頭打者として第2打席に立った大谷は、今度は2番手のビクター・アルカンタラ投手と対戦し、俊足を生かしてショートへの内野安打。直後に2試合連続となる今季5個目の盗塁も決めた。
 
 そのままイニングは進み、大谷の第3打席は4回。対するのはこの日早くも3人目となるバック・ファーマー投手。大谷は、カウント2-2と追い込まれた後の6球目、低めの87.1マイル(約140キロ)のチェンジアップを振りにいったが、バットは空を切り三振を喫した。
 
 エンゼルスは、5回にヒーニーがタイガースの4番ジェイマー・キャンデラリオ内野手が2ラン本塁打を浴びて7-5と2点差に詰め寄られる。それでも、2番手ジム・ジョンソン投手が登板した6回には、1死一塁からセンターのエリック・ヤングJr.外野手がジェームズ・マッキャン捕手が打った打球をダイビングキャッチし、すぐさま一塁に送球して併殺が完成。さらなる追加点は許さなかった。
 
 初回の7得点以降は点を取れていないエンゼルス打線は、リードを広げるための追加点が欲しい中で6回、無死一塁で2番のジャスティン・アプトン外野手がタイガース4番手のドリュー・バーヘイゲン投手からライトポール際へ2ラン本塁打。これで9-5と4点差に広げた。続く大谷は四球を選び、プホルスの打席でバーヘイゲンが暴投する間に二塁へ進塁。さらにプホルスの右飛でタッチアップして三塁に進んだ。1死三塁となって、続く6番アンドレルトン・シモンズ内野手が放った犠飛により大谷は10点目のホームを踏んだ。
 
 8回にはコール・カルフーン外野手のタイムリー安打によって11-5とすると、なおも2死一、三塁のチャンスで大谷の5打席目。タイガース6番手のアレックス・ウィルソン投手との対戦だったが、カウント2-2から内角から真ん中に入ってきた92マイル(約148キロ)の速球を前に見逃し三振を喫した。1試合2三振以上は4日(同5日)以来で今季15度目。それでも、この日の大谷は4打数2安打(1本塁打)3打点1四球2得点1盗塁の大活躍。打率を.273としている。
 
 試合はそのまま9回に進み、最後はこの日メジャーデビューとなったウィリアムズ・ヘレス投手が無失点に抑えて、エンゼルスが11-5で勝利。2連勝とした。一方、投手陣が崩れたタイガースは5連敗。