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ナショナルズ、リリーフ右腕を戦力外 原因は被弾直後の“愚行”「チームに対する不敬行為」

2018/08/02

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 ワシントン・ナショナルズに衝撃が走った――。1日(日本時間2日)、リリーフの一角を担う右腕ショーン・ケリー投手を40人枠のロースター(選手登録)から外す戦力外(DFA)にしたと発表した。
 
 突然の戦力外の発端となったのは、7月31日(同8月1日)の本拠地ニューヨーク・メッツ戦で見せたケリーの振る舞いだった。
 
 ケリーは、25-1と大差でリードした9回に登板した先頭から2連続で安打を許し、二ゴロの間に1失点。1死一塁からオースティン・ジャクソン外野手にレフト方向への2ランを浴びた。
 
 問題となったのはその直後の出来事だった。ケリーは怒りをあらわにして、自身のグラブをグラウンドに投げつけ、さらにベンチをにらみつけたのだ。
 
 球団は、チームへの不敬行為とみなし、ケリーを戦力外とした。今季35試合に登板し、防御率3.34と安定した活躍をしていた右腕を欠くこととなり、チームに与える影響は大きいだろう。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、ナショナルズのマイク・リゾGMは「ケリーの行為は球団、関係組織、そしてデーブ・マルティネス監督への不敬行為だ」と戦力外の意図を説明した。