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大谷翔平、5戦ぶり代打出場で空三振 エンゼルスは終盤詰め寄るも連勝「4」でストップ

2018/07/30

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が29日(日本時間30日)、本拠地エンゼルス・スタジアムでのシアトル・マリナーズ戦に代打出場し、空振り三振。チームも敗れて連勝が「4」でストップした。
 
 大谷は、相手先発がマルコ・ゴンザレス投手で苦手としている左腕ということもあり5試合ぶりに先発を外れた。
 
 エンゼルスは初回、先発のフェリックス・ペーニャ投手が大乱調。無死二塁からジーン・セグーラ内野手にタイムリー安打を浴びると、その後も4本のタイムリー安打を浴び7失点を喫してわずか1アウトしか奪えず33球で降板した。
 
 そして、0-8となった5回にジャスティン・アプトン外野手が今季15号2ラン本塁打を放ったが、後続が繋げることができず6点差のまま試合終盤を迎える。
 
 しかし、マリナーズのゴンザレスが6回で降板した直後7回、エンゼルス打線が目を覚ました。マリナーズ2番手のニック・ビンセント投手を攻め立て1死一、二塁とすると、アプトンがセンターへタイムリー安打。アルバート・プホルス内野手もタイムリー安打で続き8-4とその差を4点に縮めた。
 
 なおも1死一、三塁から、続くアンドレルトン・シモンズ内野手はレフトへ大飛球を放ち、本塁打かと思われたがデナード・スパン外野手によって好捕されて犠飛にとどまる。それでもエンゼルスはこの回3得点で5-8とした。
 
 8回、マリナーズ4番手のアレックス・コロメ投手に対して、エンゼルスは1死走者なしの場面で大谷を代打で起用。大谷は昨日16打席ぶりに安打を放った練習用のバットで打席に立つと、フルカウントからの6球目、内角低め90.9マイル(約146キロ)のカットボールに空振り三振を喫した。大谷は1打数無安打1三振で打率を.260としている。
 
 この回無得点に終わったエンゼルスは、9回もクローザーのエドウィン・ディアズ投手の前に沈黙。すっかり勢いを止められて5-8で敗れ、チームの連勝は「4」でストップした。