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大谷、2戦ぶり9号2ランは滞空時間6.1秒の“大花火” エンゼルス11点大勝で連敗止める

2018/07/26

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メジャー142勝右腕シールズの速球を完璧に捉える

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が25日(日本時間26日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのシカゴ・ホワイトソックス戦に「2番・指名打者(DH)」で先発出場し、2試合ぶりとなる第9号2ラン本塁打を放つ活躍で4打数1安打2打点。エンゼルスの大勝に貢献した。
 
 今季3度目の2番に座った大谷は、相手先発のジェームズ・シールズ投手に対し、初回の第1打席でチェンジアップに空振り三振。3回の第2打席はフルカウントから四球を選んだ。
 
 そして2-2同点で迎えた5回、コール・カルフーン外野手のタイムリー二塁打で3-2と勝ち越した直後に、無死二塁のチャンスで第3打席を迎え、初球の甘く入った88.2マイル(約142キロ)の速球を完璧に捉えてライトスタンド中段に突き刺さる第9号2ラン本塁打とした。大谷の本塁打は22日(同23日)以来2試合ぶり。
 
 米分析システム『Statcast』によれば、この本塁打の打球速度(初速)は110マイル(約177キロ)、打球角度33度、打球最高到達点125フィート(約38.1メートル)、飛距離446フィート(約135.9メートル)、滞空時間は6.1秒だった。
 
 6-2とリードが広がった6回、大谷は無死二、三塁の場面で第4打席に立ったが、2番手のクリス・ボルスタッド投手に対してフルカウントから内角いっぱいに投げ込まれた92マイル(約148キロ)のシンカーに手が出ず見逃し三振を喫した。
 
 エンゼルスはその後、マイク・トラウト外野手のこの日2本目となる本塁打など6得点を挙げ11-2と大量リード。大谷は終盤7回に第5打席を迎え、3番手の左腕ヘクター・サンティアゴ投手と対戦。ここでもカウント2-2から外角の78.9マイル(約127キロ)のスクリューに手を出さず見逃し三振に倒れた。
 
 大谷はこの日4打数1安打(1本塁打)2打点で打率は.278。エンゼルスは11-3で大勝し、連敗を2でストップさせた。