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ア東地区首位レッドソックス、右腕イオバルディを獲得。2位ヤンキースに対抗か

2018/07/26

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Getty Images



 ボストン・レッドソックスは25日(日本時間26日)、タンパベイ・レイズから先発右腕のネイサン・イオバルディ投手を獲得したと発表した。レッドソックスは若手左腕のジャレン・ビークス投手を放出した。
 
 イオバルディは2011年にロサンゼルス・ドジャースでメジャーデビューした。平均球速150キロ代後半の直球と多彩な変化球が持ち味。2015年にはヤンキースで14勝3敗、勝率.843を記録する好成績を残した。
 
 今季10試合に登板し、3勝4敗、防御率4.26、57回を投げて53奪三振。先発として及第点の成績と言えるだろう。
 
 アメリカン・リーグ東地区の首位を走るレッドソックスのイオバルディ獲得は、同地区2位のニューヨーク・ヤンキースの影響も大きいと見られている。
 
 ヤンキースは24日(日本時間25日)にリリーフ左腕のザック・ブリットン投手を獲得。地区首位奪取のためにブルペン陣を補強した。
 
 今回のトレードは、ヤンキースの補強に対抗したという見方が強い。レッドソックスとヤンキースのゲーム差は24日の試合終了時点で5.5。しかし、両チームとも勝率は6割を優に超えており、レッドソックスは気が抜けない状況だ。
 
 さらにレッドソックスの先発4番手エデュアルド・ロドリゲス投手が右足首の故障でチームを離れていることもあり、イオバルディの加入はチームにとって大きなプラスとなりそうだ。