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球宴先発のセール、後半初登板は6回9Kで11勝目 指揮官「R・ジョンソンを思い起こさせる」

2018/07/23

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 ボストン・レッドソックスのクリス・セール投手が22日(日本時間23日)、敵地コメリカ・パークでのデトロイト・タイガース戦に先発登板し、6回無失点と好投。チームも快勝して今季11勝目を挙げた。
 
 オールスターゲームに先発したセールは、初回を3者凡退に抑えると、2点の援護をもらった2回も2三振を奪うなど無失点。3回2死から初安打を浴びたが、後続を抑えてリードを守る。
 
 打っては、レッドソックス打線がその強打を発揮。4回にはエデュアルド・ヌニェス内野手のタイムリー安打、ジャッキー・ブラッドリーJr.外野手の3ラン本塁打で一挙4得点を挙げた。
 
 大量援護を受けて、セールはその後も快調な投球を披露。96マイル(約154キロ)を超える速球とキレのあるスライダーを武器に、4回から6回までだけで5つの奪三振を記録し、スコアボードに0を並べていった。
 
 セールは、この日6回99球(ストライク73球)を投げて被安打2、無四球、奪三振9、無失点。防御率は2.13となった。そしてレッドソックスは9-1で快勝し、好投のセールには今季11勝目が付いた。なお、この9奪三振は球団の公式ツイッターでも映像付きで紹介されている。
 
 米公式サイト『MLB.com』によれば、セールは試合後「良い気分だよ」と話し、「今日は打線が9得点してくれて、大きな力を与えてくれた」と味方の援護に感謝。レッドソックスのアレックス・コーラ監督もセールについて「彼はランディ・ジョンソンを何度も思い起こさせる」とメジャー歴代2位の通算4875奪三振を記録した大投手をセールに重ねながら絶賛した。
 
 レッドソックスは、シーズン後半の最初のカードを2勝1敗と勝ち越し、メジャー最速で70勝に到達と上々の再スタート。この日試合が中止になったニューヨーク・ヤンキースとのゲーム差を5.0に広げ、アメリカン・リーグ東地区首位を快走している。

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