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MLBいよいよ後半戦突入! 日本人選手のここまでの成績は?

2018/07/20

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 MLBはオールスターゲームを終え、19日(日本時間20日)から後半戦に突入した。今季はここまで8人の日本人選手が出場。各選手の前半戦を振り返る。
 
■大谷翔平投手
投手:9試合、防御率3.10、4勝1敗、61奪三振
打者:54試合、打率.283、39安打、7本塁打、22打点、2盗塁
 
 海を渡った二刀流はメジャーでも大活躍だ。投手としては160キロ超の直球とスプリットを武器に好調。打者としても7本塁打を放ち、長打率.522と長距離砲として力を発揮している。右肘靭帯の故障で一時戦線離脱したが、前半戦終盤に打者復帰を果たして後半戦への希望をみせた。右肘への負担回避と苦手な左腕を攻略できれば、新人王獲得も視野に入るだろう。
 
■ダルビッシュ有投手
8試合、防御率4.95、1勝3敗、49奪三振
 
 昨オフに6年1億2600万ドルの大型契約でカブスに入団し、開幕から期待されていたが前半戦は好成績を残せなかった。特に制球力の悪化が目立ち、40回を投げ21四球を与えるなど荒れていた。右上腕三頭筋、右肘の炎症と故障が長引き、いまだ復帰の目途が立っていない。長所の三振を奪う投球は健在のため、復活後は制球力を高めることが求められる。
 
■前田健太投手
18試合、防御率3.12、7勝5敗、108奪三振
 
 メジャー3年目を迎えた今季は例年以上に好調だ。三振を多く奪う投球スタイルに変化し、エース・カーショウに次ぐ投球を披露している。被本塁打はわずか6本で、大量失点を許さないところが好投の要因だろ
 
■田中将大投手
15試合、防御率4.54、7勝2敗、83奪三振
 
 昨季は防御率4.47と苦しんだが、プレーオフでは見事好投。今季こそ復活かと思われたが、前半戦は被本塁打の多さが目立ち、苦しい投球が続いた。前半戦で18本もの本塁打を打たれ、深刻な一発病に陥っている。アメリカン・リーグ東地区首位を目指すヤンキースにとって田中の復調が欠かせない。
 
■平野佳寿投手
46試合、防御率2.20、2勝1敗、37奪三振
 
 メジャー1年目にしてすでに勝利の方程式の一角を担っている。球団記録を塗り替える26試合連続無失点を記録し、前半戦だけで46試合に登板するなどタフな投球でチームの好調を支えている。後半戦に疲れが出ないかが心配なところだが、今季の日本人選手の中では間違いなく最高の活躍をしていると言えるだろう。
 
■田澤純一投手
22試合、防御率9.00、1勝1敗、24奪三振
 
 今季開幕をマイアミ・マーリンズで迎えたが、22試合で防御率9.00と絶不調で5月半ばに自由契約となった。マイナー契約を結んだタイガースでも結果を出せず、放出された。深刻な一発病に陥っており、今季20回を投げ6被本塁打。7月にエンゼルスとマイナー契約を結んだが、被本塁打の多さを解決しない限り、メジャーでプレーするのは難しいかもしれない。
 
■牧田和久投手
23試合、防御率7.09、0勝1敗、29奪三振
 
 メジャーでも非常に珍しいアンダースローの投手なだけに、開幕当初は注目されていたが期待に応えられていない。不調の原因は被本塁打の多さで、26回2/3を投げ、7本塁打を浴びている。奪三振は多くスタミナのある投手なので、被本塁打を防ぐことが今後活躍するための条件となるだろう。
 
■イチロー外野手
15試合、打率.205、9安打、0本塁打、0打点、0盗塁
 
 日本が誇るレジェンドは6年ぶりにマリナーズに復帰。しかし、スプリングトレーニングが十分でなかったこともあってか結果を残せず。15試合に出場して長打ゼロという成績。5月に球団の会長付特別補佐に就任し、新たな役割を担いながらも日々練習を重ねている。来季以降の復活に期待した。