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MLB球宴、両軍計10発で47年ぶり記録更新! 決勝弾のMVPブレグマン「クレイジー」

2018/07/18

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試合終盤まで打ち合い続く

 「第89回オールスターゲーム」が17日(日本時間18日)、ワシントン・ナショナルズの本拠地ナショナルズ・パークで行われ、延長戦の末アメリカン・リーグが本塁打10本が飛び交う乱打戦を制した。
 
 2-2の同点で迎えた8回、ア・リーグは1死一、二塁のチャンスを作ると、代打で登場した「32番目の男」ジーン・セグーラ内野手(マリナーズ)が勝ち越し3ラン本塁打。5-2とリードを奪った。
 
 しかしその後2点差に詰め寄られると、9回には、クローザーのエドウィン・ディアズ(マリナーズ)が代打のスクーター・ジェネット内野手(レッズ)に痛恨の2ラン本塁打を浴び5-5の同点に追いつかれる。
 
 ア・リーグは延長10回、ナ・リーグ9番手のロス・ストリップリング投手に対して、先頭のアレックス・ブレグマン内野手(アストロズ)が速球を捉えて左中間へソロ本塁打を放ち勝ち越しに成功。さらにジョージ・スプリンガー外野手(アストロズ)のソロ本塁打などで2点を追加し、この回3得点で8-5とリードを広げた。なおブレグマンの本塁打は、アストロズの球団公式ツイッターでも動画付きで紹介されている。
 
 その裏、ア・リーグ9番手のJ.A.ハップ投手(ブルージェイズ)が、ソロ本塁打1本を打たれるもリードを守り切って8-6で勝利。これで2013年以降6年連続勝利となった。
 
 この試合では1試合10本の本塁打が飛び交ったが、これはかつてジョニー・ベンチ氏、ハンク・アーロン氏、レジ―・ジャクソン氏、フランク・ロビンソン氏、ハーモン・キルブリュー氏、ロベルト・クレメンテ氏が本塁打を放った、1971年の6本塁打を大きく上回るオールスターゲーム新記録となった。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、10回に勝ち越し本塁打を放ちMVPを獲得したブレグマンは試合後「(本塁打は)ラインドライブの打球を打とうと心掛けて、そしたらフェンスを越えてくれた。クレイジーだね。とても楽しかったよ」と喜びのコメント。
 
 また、ア・リーグの監督を務めたA.J.ヒンチ監督(アストロズ)は「このようなイベントで本塁打を打つのは最高なものだろう」と話し、「特にガタイの大きな選手やアストロズの選手たちが打った時は感情的になるね」と多くの本塁打で彩られた夢舞台を大いに楽しんだようだ。

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