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前田、復帰登板は5回2失点で勝敗付かず 浴びたタイムリーはチャレンジ要求も判定覆らず

2018/06/14

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 ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が13日(日本時間14日)、本拠地ドジャー・スタジアムで行われているテキサス・レンジャーズ戦で先発登板。右臀部の張りで故障者リストに入り、約2週間ぶりの復帰となったが、5回2失点で勝敗は付かなかった。
 
 5月29日(同30日)のフィラデルフィア・フィリーズ戦で2回途中で右臀部の張りを訴え、自身メジャー最短となる1回2/3で降板してから2週間余、前田が復帰のマウンドに登った。ドジャース先発陣は、エースのクレイトン・カーショウ投手をはじめ、リッチ・ヒル投手、リュ・ヒョンジン投手らが故障者リストに入る中、12日にはウォーカー・ビューラー投手の肋骨亀裂骨折が判明し、危機的状況が続いているだけに、前田に掛かる期待は大きい。
 
 前田は初回、先頭打者のチュ・シンス外野手を初球90.9マイル(約146キロ)の速球で中飛に打ち取ると、続くデライノ・デシールズ外野手に対してはカーブが抜けて死球となり、1死一塁とする。そして、今季14本塁打を放っている3番ノマー・マザーラ外野手をカウント1-2から92マイル(148キロ)の速球でボテボテの遊ゴロ、6-4-3と渡って併殺を完成させ無失点の立ち上がりとなった。
 
 ジャスティン・ターナー内野手の先制ソロ本塁打で1点の援護をもらって迎えた2回は、三ゴロ、遊飛、中飛に打ち取って3者凡退。2-0とリードを広げて迎えた3回は、安打と四球が絡んで2死一、二塁としたが、最後はデシールズを83.6マイル(約135キロ)のスライダーで投ゴロに打ち取って無失点で切り抜けた。前田は3回まで34球(ストライク20球)。
 
 3回裏、ドジャースの攻撃で二塁走者だったマット・ケンプ外野手が本塁で返球を捕球したチリノスにまともにぶつかったことをきっかけに、両軍入り乱れての乱闘に発展。結局ケンプとチリノスが退場処分となり、イニングは4回に入った。
 
 好投を続けていた前田だったが、1死からエイドリアン・ベルトレ内野手に84.3マイル(約136キロ)のスライダーを弾き返され、これが二塁打となりピンチを迎える。ここでジュリクソン・プロファー内野手に速球を中前へ運ばれ、際どいタイミングでベルトレが生還。チェレンジでも判定は覆らず1点差に詰め寄られる。そして、続くジョーイ・ギャロ内野手にも2者連続となるタイムリー安打を浴びて、とうとう2-2の同点となってしまった。
 
 5回は、先頭のチュ・シンスに二塁打を浴びると、その後2死一、三塁となったが、プロファーを86.2マイル(約139キロ)のスライダーで二ゴロに打ち取り、ピンチを何とか無失点で切り抜けた。
 
 前田は6回のマウンドには登らず、ここで交代。降板時点で2-2の同点だったため勝敗は付かないが、この日は5回76球(ストライク47球)を投げて、被安打5、与四死球4、奪三振1、失点2の成績で防御率は3.61となった。