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遠征帯同のイチロー、初の打撃投手で気合注入!「彼らがヒットにするのを望んで投げた」

2018/06/06

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Getty Images

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 シアトル・マリナーズで今季チームの特別補佐を務めることになったイチロー外野手が5日(日本時間6日)、敵地でのヒューストン・アストロズ戦の試合前に初の打撃投手を務めた。
 
 遠征に帯同しているイチローは、アストロズ戦前の打撃練習でマイク・ズニーノ捕手、ギレルモ・ヘレディア外野手。ベン・ギャメル外野手に対し投球を行った。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、イチローは通訳を介して「初めてだったが、ケージの中には投げ込めた。これからもっと良くなると思う」とコメント。
 
 一方、スコット・サービス監督は、「彼が1日200球投げて練習しているのを知らなかった。彼は準備が整っている。もし我々が頼んだら、彼は1時間は投げることができるよ」と頼もしそうに話した。
 
 イチローは、マイアミ・マーリンズ時代の2015年10月のフィラデルフィア・フィリーズ戦でメジャー初登板を経験。最速87.9マイル(約141キロ)の速球とチェンジアップ、カーブ、スライダーを放り、1回を被安打2、無四球、奪三振0、失点1の成績を残した。
 
 イチローは、「自分が(選手として)投手である時は、人が自分の球をヒットにするのは望んでいない」と述べながらも、続けて「でも今日は彼らがヒットにするのを望んでいた。それは当時とは確かに違う感覚」と打撃投手として自らの心情を語った。
 
 打撃投手を務めるのはこれが最初で最後ではなく、この遠征中はその可能性を残している。その間アストロズ2連戦、タンパベイ・レイズとの4連戦が組まれており、イチローは“サポート役”ながらチームの大切な一員として地区首位のチームを陰で支える。