大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » メジャーリーグ最新情報 » 田中将大 » 田中将大、7勝目も今季自己ワースト1試合3被弾に反省「これからの課題」

田中将大、7勝目も今季自己ワースト1試合3被弾に反省「これからの課題」

2018/06/03

text By

photo

Getty Images



 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が2日(日本時間3日)、敵地でのボルティモア・オリオールズ戦に先発登板し、6回途中4失点で今季7勝目を挙げた。自身5連勝も今季自己最多の1試合3本塁打を浴びた右腕は試合後、反省の弁を口にした。
 
 田中は初回1死からジョーンズにソロ本塁打を許し、早々に1点を献上した。味方の援護で勝ち越した3回にリチャードにソロを被弾。4回、5回は走者を背負いながら要所を三振や凡打で打ち取る粘り強い投球を見せたが、6回にはこの日3本目となる本塁打を許した。
 
 この日、5回1/3で97球を投げ、8安打7奪三振1四球。防御率4.79とした。米公式サイト『MLB.com』によると、田中は「いい投球ができた場面もあったけど、ホームランを3本も浴びた。これからの課題になる」とコメントした。
 
 米メディア『CBCスポーツ』のマイク・アクシサ記者は、自身が寄稿する『リバー・アベニュー・ブルース』において、この日の田中の投球を「Messy Masahiro(メチャメチャな将大)」と厳しく評価。「壊滅的とは言わないまでも、良いものではなかった」と振り返った。ただ、田中は走者を得点圏に置いた場面は、8打数0安打4奪三振に抑えられたことが大崩れしなかった要因と記している。
 
 今季12度目の先発登板で、7つ目の白星を挙げた田中。次回は課題を修正し、アメリカン・リーグ東地区1位のチームをさらに勢いづけられるか。