大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » メジャーリーグ最新情報 » 田中将大 » 田中将大、6回途中4失点7Kの粘投 3被弾も打線援護で勝ち投手の権利もって降板

田中将大、6回途中4失点7Kの粘投 3被弾も打線援護で勝ち投手の権利もって降板

2018/06/03

text By

photo

Getty Images



 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手は2日(日本時間3日)、敵地でのボルティモア・オリオールズ戦に先発登板。6回途中4失点で、7勝目の権利をもって降板した。
 
 前回登板では、大谷翔平投手を擁するロサンゼルス・エンゼルス相手に好投した田中。当初は1日(同2日)に先発予定だったが、5月31日の試合が雨で延期となったために2日にスライドした。
 
 試合は悪天候のため、約1時間40分遅れでプレイボール。今季7勝目を狙う田中は初回、1死走者なしから2番ジョーンズに2球目87.4マイル(約141キロ)のスプリットを捉えられ、先制のソロ本塁打を被弾。後続は連続三振に取り、この回を締めた。
 
 直後にアンドゥーハーの6号2ランで2点の援護をもらった田中は2回、2死走者なしから7番デービスに中前打を許したが、バレンシアを中飛に仕留めた。
 
 さらにスタントンの12号2ランで追加点を挙げ、4-1で迎えた3回1死走者なしの場面。田中は1番リカードにフルカウントから甘く入った93.2マイル(約150キロ)速球を左翼へ運ばれ2点目を献上した。続くジョーンズに中前打を放たれた後、連続三振で切り抜けた。
 
 4-2の4回は、先頭スコープに二塁打を浴びると、1死から二ゴロの間に走者が進塁。2死三塁のピンチを迎えたが、バレンシアを空振り三振に取って無失点。5回は先頭シスコを右前打で出塁させるも、後続を二飛、併殺打に取りわずか7球でこの回を終えた。
 
 6-2で迎えた6回、田中は先頭マチャドに5球目85.1マイル(約137キロ)のスライダーを左中間へのソロ本塁打とされた。続くトランボを空振り三振に取ったが、スコープに中前打、マンシーニに四球を与え、1死一、二塁としたところで降板。マウンドを託された2番手ホルダーが2死一、二塁からバレンシアに適時二塁打を浴び、二塁走者のスコープを生還させ、田中の失点は4となった。
 
 田中は5回1/3で97球(ストライク69球)を投げ、8安打7奪三振1四球4失点(自責点4)の内容。防御率4.79とした。
 
 試合は6回を終え、ヤンキースが6―4でリードしている。