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田中のヒジは時限爆弾? 状態を推し量る球種はツーシームよりスプリット

田中将大は「今季はツーシーム主体のスタイル」を明言した。このことがヒジの状態に関する米メディアの疑心暗鬼を増幅しているとの見方もあるようだ。

2015/04/06

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ツーシーム主体はヒジへの負担考慮

 また記事では、田中の「今季はツーシーム中心の組み立てとしたい」というコメントを引用し、これが米メディア内での田中のヒジの状態に対する懸念を増幅しているとしている。

Tanaka acknowledged a plan to throw more two-seamers, which he said stemmed from concern about his four-seam fastball being too vulnerable last season. Though if you read between the lines about pitching a certain style and relaxing his mechanics, he could be underlining a plan to protect the elbow.
田中はツーシームをより多投するプランを表明しており、それは昨季フォーシームが被弾を招くことが多かったためと彼自身は述べている。しかし、彼が挙げている「新しい投球スタイル」と「リラックスしたフォーム」のふたつの要素を考慮すると、彼のプランの最大の狙いはヒジへの負担を軽減したいということだろう。

 田中の体調への懸念をぬぐい去れないタウンゼント記者は、ヒジの状態を推し量るカギは、ツーシームを予告通り多投するかどうかよりも「彼のベストピッチであるだけでなく、メジャー全投手の決め球の中でも5本の指に入ると言っていいスプリットを、どれだけ頻繁に投げるか」を見極めることとしている。これをあまり投げようとせず、キレも十分でなかったら、赤信号と見ているようだ。

出典:”Masahiro Tanaka acknowledges loss in velocity, change in pitching style”@ Yahoo! Sports by Mark Townsend in Apr.5th 2015

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