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田中将大、大谷との対戦に感慨 今季最多104球で6勝目「間違いなく良い投球の1つ」

2018/05/28

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「メジャーのレベルで彼と対戦できたことは良かった」

 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が27日(日本時間28日)、本拠地ヤンキースタジアムで行われたロサンゼルス・エンゼルス戦に先発登板し、大谷翔平投手から2三振を奪うなど6回1失点の好投で今季6勝目を挙げた。
 
 田中は中5日で今季11度目の先発マウンド。3回までに52球を要しながら無失点に抑えると、3回に3点の援護を受けた田中は、6回にアンドレルトン・シモンズ内野手にソロ本塁打を浴びるも、後続を抑えてリリーフ投手に終盤を託した。
 
 注目された大谷とのメジャー初対決は、第1打席にスライダー、第3打席にスプリットでいずれも空振り三振を奪うなど2打数無安打1四球。球春を沸かせたルーキーをメジャー5年目の貫禄でねじ伏せた。
 
 田中はこの日6回、今季最多の104球(ストライク64球)を投げ被安打3、与四球3、奪三振8、失点1の成績で防御率は4.62。ヤンキースは、田中の後を受けたリリーフ陣がいずれも無失点と好投し3-1で勝利し、田中は今季6勝目を挙げた。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、田中は大谷について「メジャーのレベルで彼と対戦できたことは良かった」と述べ、試合全体に関しては「最近の中では間違いなく良い投球の1つだった」とコメント。
 
 ヤンキースのアーロン・ブーン監督も「速球を少なくしての“チャレンジ”となった投球だったが、ゾーンをコントロールして良い仕事をしてくれた」と最多35球を放ったスライダーをはじめとする変化球主体の投球スタイルに挑んだ田中を称えた。
 
 ヤンキースはこの3連戦2勝1敗で勝ち越し、エンゼルスとの対戦は今季レギュラーシーズンではこの試合が最後。田中と大谷による投げ合いは見られなかったが、日本時代に11打数無安打(6三振)に抑え込んだ投球をそっくりそのまま突きつける形となり、メジャー5年目の田中の貫禄が色濃く出た試合となった。