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前田、ピンチに連続三振で雄叫び! 7回途中12K無失点の好投で勝利投手の権利持ち交代

2018/05/24

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 ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が23日(日本時間24日)、本拠地ドジャー・スタジアムで行われているコロラド・ロッキーズ戦に先発登板。7回途中13奪三振無失点の好投を見せた。
 
 今季3勝を挙げている前田の登板は、17日(同18日)以来6日ぶり。前回登板は敵地でのマイアミ・マーリンズ戦で、今季最長8回を投げ抜き被安打2、無四球、無失点の好投を見せた。この日対戦するロッキーズとは、過去7試合に登板し4勝2敗、防御率は2.56と相性が良い。
 
 前田は初回、先頭のチャーリー・ブラックモン外野手に2球目をセンターへ大きな飛球を運ばれたが中飛。その後三振を奪い2死として、3番のノーラン・アレナド内野手に四球を与えたが、後続を打ち取り無失点の立ち上がりを見せた。
 
 2回、3回も無失点に抑えた前田は、ここまで投球数は46球(ストライク30球)。三振は2つのみと打たせて取るピッチングで、良いペースでイニングを重ねていく。
 
 しかし、一転して4回は自慢の制球力を武器に奪三振を重ねる。デビッド・ダール外野手を79.8マイル(約128キロ)のカーブで空振り三振を奪うと、続くアレナドには83.1マイル(約134キロ)のスライダーで空振り三振。ヘラルド・パーラ外野手も80.7マイル(約130キロ)のカーブで空振り三振に仕留めて、この回は圧巻の3者連続三振。チームに勢いを付ける投球を見せた。
 
 前田の好投に打線が応える。直後の攻撃で、ジャスティン・ターナー内野手とエンリケ・ヘルナンデス外野手の安打で1死一、二塁のチャンスを作ると、ここでローガン・フォーサイス内野手がレフト線へタイムリーとなるエンタイトル2塁打を放ち1点を先制。さらに1点を追加した打線は、この回2点を前田にプレゼントした。
 
 5回、先頭打者を空振り三振として4者連続三振としたが、続くイアン・デズモンド外野手にスライダーを右前へ弾き返され、この日初安打を浴びる。それでも、後続を見逃し三振、投ゴロに抑えて冷静に無失点で切り抜け、リードして前半を投げ終えた。
 
 ドジャースは、マット・ケンプ外野手による犠飛でさらに1点を追加し3-0。迎えた6回、前田は1死から四球と安打で一、三塁とこの試合初めて2人の走者を背負い、迎えるのはアレナド。外角へスライダーを2球続け0-2と追い込むと、最後も84.2マイル(約135キロ)のスライダーを外角へ投げ込んで空振りを奪い3球三振。続くパーラに対しても、カーブとチェンジアップで2球で追い込むと、84.4マイル(約136キロ)のチェンジアップを外角に決めて空振り三振。ピンチを気合いの込もった投球で抑えた前田は、雄叫びを上げながら、観衆の大きな拍手の中ベンチへと下がった。
 
 6回97球という球数だったが、デーブ・ロバーツ監督は前田の続投を決断。7回、前田は先頭のトレバー・ストーリー内野手を91.4マイル(約147キロ)の速球で3球三振に仕留めると、続くデズモンドもスライダーで空振り三振。しかし、ここでクリス・アイアネッタ捕手に四球を与えて、ロバーツ監督は交代を告げた。前田は本拠地ファンのスタンディングオベーションを受けながら降板し、2番手のペドロ・バイエズ投手に後を託した。
 
 前田はこの日6回2/3、111球(ストライク78球)を投げて被安打2、与四球4、奪三振は今季最多の12。バイエズが走者の生還を許さなかったため、無失点で防御率は3.38となった。
 
 試合は、7回表を終えて3-0でドジャースがリードしている。