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大谷獲得でトレードのクロン、古巣と今季初対戦で故郷凱旋。初戦に先制本塁打、元チームメイト「悔しい」

ロサンゼルス・エンゼルスが本拠地にタンパベイ・レイズを迎え、17日(日本時間18日)から始まった4連戦。大谷翔平フィーバーは相変わらずだが、その中で注目を集めたのが昨季までエンゼルスに所属していたC.J.クロン一塁手だ。

2018/05/20

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試合後にこぼしたスキャッグスの本音

 試合後のインタビューでは、スキャッグスは「悔しいね。特に仲の良い友達に打たれたのは。クロンが最初の打席に立った時はお互いに笑顔が出た。4、5年見続けていた笑顔だった。クロンはいいスタートを切っている。うれしいけど、悔しいね」と語っている。
 
 クロンは新天地レイズで今季ここまで41試合に出場し、48安打、打率.293、11本塁打、27打点、OPS.877という成績となっている。クロンを押し出した形になったプホルスの今季は、42安打、打率.251、6本塁打、21打点、OPS.697となっている。
 
 プホルスは通算3000安打を達成し、通算620本塁打を放っており、殿堂入りが確実視されている。だが、今季ここまでの打撃成績を比較すると、クロンを放出したエンゼルスの選択が妥当だったかは評価が分かれるところだろう。38歳のプホルスに対し、28歳のクロンは長期にわたる活躍が期待できる。
 
 また、大谷の成績は打率.321、OPS.986と今のところクロンを上回っている。大谷は、投手としてカード最終戦の20日(日本時間21日)に先発登板予定。クロンとの対戦も楽しみだ。
 
 
文・角谷剛

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