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ヤンキース主砲、1発含む4安打3打点の活躍で勝利に貢献「はるかに遅くなったが…」

2018/05/14

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ここ6試合で3HR、打率.391と好調

 ニューヨーク・ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手が13日(日本時間14日)、本拠地ヤンキー・スタジアムで行われたオークランド・アスレチックス戦で1本塁打を含む4安打の活躍で勝利に貢献した。
 
 スタントンは初回、無死満塁の絶好のチャンスで第1打席を迎えると、相手先発ブレット・アンダーソン投手に対しカウント2-0から外の92.8マイル(約149キロ)の速球を中前へ弾き返し、これが先制の2点タイムリー安打。続く3回の第2打席も中前安打を放ち、迎えた5回の第3打席。今度は2死ランナーなしの場面だったが、カウント2-1から低めの90.7マイル(約146キロ)の速球を叩くと、打球は右中間方向への第10号ソロ本塁打となった。7回の第4打席に二塁打を放ったスタントンは、この日4打数4安打(1本塁打)、3打点の活躍で打率を.252とした。スタントンはここ6試合で23打数9安打(3本塁打)、7打点、打率.391と絶好調だ。
 
 降雨の影響で2時間45分開始が遅れた試合だったが、ヤンキースは先発ルイス・セベリーノ投手による6回1失点の好投もあって1度もリードを許らず6-2で勝利。セベリーノがアメリカン・リーグトップタイの6勝目を挙げるとともに、チームはこのカード2勝1敗で勝ち越しを決め、ボストン・レッドソックスと並んで東地区首位タイをキープしている。
 
 米公式サイト『MLB.com』によれば、スタントンは試合後「自分が望んでいたよりもはるかに遅くなったが、毎日伸び伸びプレーして過ごすよう努力してきた」と一貫して追求してきたスタイルを説明。「毎日とはいかないが、少なくとも良い打席はある」と前向きなコメントを残した。