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ダルビッシュが1万ドルの寄付、アスレチックス外野手設立のALS研究基金「僕らはみんな家族」

2018/05/08

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 シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手が原因不明の難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の研究基金に1万ドル(約100万円)を寄付したと、米公式サイト『MLB.com』が7日(日本時間8日)に報じている。
 
 ダルビッシュが寄付したALS研究基金は、オークランド・アスレチックスのスティーブン・ピスコッティ外野手が設立した。
 
 ピスコッティの母親グレッチェンさんは、昨年5月にALSと診断され、闘病を続けていたが、5月6日(同7日)に亡くなった。ピスコッティは昨オフ、カージナルスから母親が療養する地元オークランドのアスレチックスへ移籍、現地では大きく報じられていた。
 
 ピスコッティは母親の死を受け、ALS患者の支援や研究のために基金を設立。真っ先に寄付したのがダルビッシュだった。
 
 記事では、ダルビッシュとピスコッティは一度もチームに所属したことはなく、面識もなかったが、ピスコッティの家族や同じ病気で苦しむ患者の支援の気持ちの表れだと伝えている。また、ダルビッシュは寄付を公にするつもりがなかったか、SNSなどによって情報が広がった。
 
 ツイッターではこの寄付に対する賞賛が相次ぎ、ダルビッシュは「We are all family (僕らはみんな家族)」と温かい言葉を返している。