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ナショナルズCY賞右腕がメジャートップ独走6勝目 21勝挙げたシーズンより早いペース

2018/05/02

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Getty Images



 ワシントン・ナショナルズのサイ・ヤング賞3度受賞を誇る右腕マックス・シャーザー投手が5月1日(日本時間2日)、本拠地ナショナルズ・パークで行われたピッツバーグ・パイレーツ戦に先発登板。7回途中2失点で6勝目を挙げた。
 
 現在メジャートップの5勝をマークしているシャーザーは、この日もエースらしい投球を見せた。初回を1奪三振を含む3者凡退に抑えると、最速97.5マイル(約154キロ)の速球やカットボール、チェンジアップ、スライダー、カーブを駆使しながらパイレーツ打線に対して次々にアウトを重ねていく。
 
 また、5回にアウト3つを全て三振で奪うなど6回までに8奪三振を記録。7回に先頭打者に四球を与え続く打者に2ラン本塁打を打たれたが、この日は7回1/3(106球)を投げて被安打3、与四球2、奪三振8、失点2。防御率は試合前の1.62からわずかに上がって1.79となった。
 
 打線も序盤から中盤にかけて猛打を見せ、6回にはシャーザーのタイムリー安打、満塁からトレイ・ターナー内野手の走者一掃のタイムリー二塁打が出るなど打者10人で6得点。終わってみれば10安打で今季チームで2番目に多い12得点と爆発し、ナショナルズが12-4で勝利を収めた。
 
 ナショナルズはこれで3連勝。シャーザーは今季6勝目を挙げ、デトロイト・タイガース時代に21勝を挙げ自身初のサイ・ヤング賞を受賞した2013年よりも早いペースで勝ち星を積み上げている。ちなみに2013年は、5月4日時点でシャーザー自身6試合の登板で4勝0敗、この年タイガースはシーズン93勝を挙げ地区優勝を果たしている。