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イチロー、6日ぶり先発出場も5打数無安打 全打席異なる投手との勝負で苦戦

2018/04/29

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 シアトル・マリナーズのイチロー外野手が28日(日本時間29日)、敵地プログレッシブ・フィールドで行われたクリーブランド・インディアンス戦に「8番・レフト」で先発出場した。
 
 6日ぶりの先発出場のイチローは2回1死走者なしで迎えた第1打席、相手先発の右腕カルロス・カラスコ投手に対し、速球とカーブでカウント1-2と追い込まれると、4球目の内角低めに来た93マイル(約149キロ)の速球の前に空振り三振を喫した。
 
 第2打席は4回の先頭打者として迎えた。2番手の右腕ザック・マカリスター投手との対戦となり、初球から3球連続で速球で押されて、最後は4球目の高めの95マイル(約153キロ)に手を出して遊ゴロ。第3打席は、5回1死走者なしで3番手の左腕ジェフ・ベリボー投手と対戦。カウント1-1から真ん中の89マイル(約142キロ)の速球を弾き返したが中飛に倒れた。
 
 7回の第4打席も1死走者なしで迎えたが、4番手の右腕マット・ベリスル投手の前にカウント1-2から88マイル(約141キロ)の速球に遊飛。9回は前の打者ライオン・ヒーリー内野手が2ラン本塁打を放った直後に打席に立った。5番手の右腕ダン・オテロに対して、カウント2-1からの4球目、低めの87マイル(約140キロ)のシンカーを振り抜いたが左飛に倒れた。この日は全打席違う投手と対戦し5打数無安打、打率は.220に下落した。
 
 マリナーズは、先発登板したマイク・リークが6回4失点だったが、打線がジーン・セグーラ内野手、カイル・シーガー内野手、ヒーリーによる本塁打などで12安打12得点。12-4で勝利を収め、連敗を阻止。この日、同地区2位のロサンゼルス・エンゼルスが敗れたため、3位のマリナーズはその差を0.5ゲームに縮めた。