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OP戦の成績は大谷以上、有望株“5ツールプレーヤー”がデビュー 初安打が同点の契機に

2018/04/26

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 米公式サイト『MLB.com』の若手有望株ランキングで大谷翔平投手に次ぐ2位に選出された、アトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手がついにメジャーデビュー。25日(日本時間26日)、敵地でシンシナティ・レッズ戦に先発出場し、メジャー初安打と初得点を記録した。
 
 アクーニャは、パワー、スピード、守備力などを兼ね備えた「5ツールプレーヤー」と評されている。『MLB.com』によると、24日夜にメジャー昇格を告げられたという。
 
 昇格直後にスタメン起用されたアクーニャは「6番・レフト」で出場し、第1、2打席はいずれも初球を打って凡退。第3打席は見逃し三振に倒れた。
 
 しかし1点ビハインドで迎えた8回表、第4打席は1死走者なしの場面で回ってきた。アクーニャは3番手シャッケルフォードの4球目をセンター方向へ弾き返し、メジャー初安打を記録。続くスワンソン、スズキの2本の安打でアクーニャが同点のホームイン。これがメジャー初得点となった。9回の第5打席は3球三振に抑えられた。
 
 試合はブレーブスが5-4で勝利。同点の契機となった安打を放ったアクーニャは、5打数1安打1得点の成績で昇格直後の起用に見事に応えた。
 
 ベネズエラ出身で20歳のアクーニャは、16歳でブレーブスと契約してプロ入り。2017年は1Aアドバンストから2Aを経て、3Aに昇格し1年間で大きく飛躍した。3クラスを通じた昨年の成績は139試合の出場で打率.325 21本塁打 82打点 44盗塁だった。さらに今季オープン戦は16試合で打率.432、4本塁打、11打点、4盗塁という好成績を残している。
 
 しかし、ブレーブスは開幕前にアクーニャをマイナーに降格させた。メジャーには、マイナーからプロ契約した若手が開幕から2週間以上マイナーに在籍するとフリーエージェント(FA)権を取得する時期が1年先延ばしになるという労使協定があり、多くのメディアは球団にFAの時期を操作する目的があったと見ている。
 
 2015年にナショナル・リーグ新人王に輝いたシカゴ・カブスのクリス・ブライアント内野手も同様の待遇を受けている。ブライアントは昇格した年に新人王、翌年にMVPを獲得し、メジャー屈指の選手となっている。
 
 いよいよメジャーデビューを果たしたアクーニャ。ブライアントのような栄光の階段を上るのか注目だ。