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パドレス、粗削り感に磨きをかけるシーズン 牧田加入のリリーフは充実【30球団戦力紹介】

 今年もメジャーリーグが開幕した。世界一を目指すチーム、数年後の奪還へ向けて再建を図るチーム…いずれにしても、様々な状況の中で162試合という長いシーズンを戦い抜かなければならない。それぞれの戦力とともに、どんな位置付けになっているのか見てみよう。

2018/04/21

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【打撃陣:C】新加入のホズマーが打線の軸に。若手の開花は間近?


 
 FA市場の目玉の1人であったエリック・ホズマー内野手(写真)が加入。しかし、全体的に見て手強い打線とは言えないのが現状だ。
 
 昨季の成績から見ても、打率3割以上がホズマーのみなのは心細い。30本塁打、20盗塁をマークしたウィル・マイヤーズ内野手は、長打力が魅力的な一方で、180三振は大きな弱点だ。マニュエル・マーゴット外野手やホセ・ピレラ外野手、そしてハンター・レンフロー外野手などの期待の持てる若手もいるが、彼らもまだまだ荒削り感がある。
 
 ただ、これからのパドレスを背負っていく若手がこれだけおり、ニューヨーク・ヤンキースで経験を積んで古巣に戻ってきたチェイス・ヘッドリー内野手とリーダーシップのあるホズマーが加入したことを考えれば、今季は若手の開花時かもしれない。
 

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