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Dバックス平野、伝家の宝刀スプリットで1K デビュー戦で持ち味発揮

2018/03/30

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 今季からアリゾナ・ダイヤモンドバックスに加入した平野佳寿投手が29日(日本時間30日)、本拠地チェイス・フィールドで行われたコロラド・ロッキーズとの開幕戦にリリーフ登板。メジャーデビューを果たした。
 
 平野は、6-2と4点リードの7回から3番手として登板。初マウンドを踏むと、まず先頭のクリス・アイアネッタ捕手に対し、カウント2ボールからの91マイル(約146キロ)の速球を左前へ運ばれ初安打を喫した。切り替えたいところで続く打者は代打のマイク・トークマン外野手。スプリットと速球を駆使して追い込むと、最後は82マイル(約132キロ)のスプリットを振らせて空振り三振に仕留めた。
 
 平野はここで交代を告げられ、打者2人に対し被安打1、奪三振1という内容でメジャーデビュー戦を終えた。試合は、そのままリードを守り切ったダイヤモンドバックスが8-2で勝利。
 
 ダイヤモンドバックスのトロイ・ロブロ監督は、平野をセットアップマンとしてリードしている終盤の場面で登板させる方針を打ち出しており、これから試合数を重ねながら更なる信頼感を得ていきたいところだ。