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イチロー、初の実戦形式の打撃練習で快音連発 「試合の準備はできている」

2018/03/10

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 マリナーズに復帰したイチロー外野手は9日(日本時間10日)、キャンプ地アリゾナ州ピオリアで初の実戦形式の打撃練習を行った。
 
 この日対戦した投手は昨季69試合に登板した中継ぎ右腕のニック・ヴィンセント。地元紙『シアトル・タイムズ』によると、イチローは3打席登場し、いずれも安打性の当たりを放ったと伝えられている。
 
 この日の練習についてイチローは、通訳を通して「(今日やったことが)実際の試合で投球を見る前にできることすべてです。なので、自分がすることができて嬉しいです」と語ったという。
 
 また、記者からの「(キャンプ地の)アリゾナでデビューする前にやるべきことはありますか」という質問に対しては、「実際の試合でプレーするための準備でできることはすべてやったと思います」と答え、「試合に行って、プレーをして、そこから進むだけです」と語ったという。
 
 一方で、イチローは同日にマリナーズのサービス監督とオフィスで面談を行い、チームについて話し合ったと記事では伝えられている。監督は、「共通認識を持てたことはとても重要です」として、イチローに「できることすべて」をチームに捧げてほしいと頼んだという。
 
 古巣マリナーズに帰ってきたイチロー。今回、求められていることは毎日3安打を打つことだけではない。チームの若手に持っているすべてを伝え、チームに貢献することも大きく期待されている。イチローが帰ってきたことでチームがどのように変化するのか。今後のマリナーズにも注目だ。