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大谷、対戦相手からも評価の声「彼には明るい未来が待っていると確信している」

2018/02/27

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、米国アリゾナ州・ピオリアで行われたサンディエゴ・パドレス戦に2番・DHとして先発出場し、1安打1打点2四球と全打席出塁という成績を残した。
 
 24日には投手としてオープン戦デビューを飾っていた大谷は、中2日で野手デビューも果たした。投手登板は1回1/3を2失点と振るわなかったが、野手出場では結果を残したことから、現地では二刀流が順調に実現へ向かっていることに対し期待の声が高まっている。
 
 地元メディアを中心に活躍が取り上げられている大谷だが、ポスティングシステムを行使した際には全球団が一度は獲得に乗り出したため、対戦相手からの知名度も高く、今回の野手出場後には対戦相手のパドレスの地元メディアも大谷についての特集を掲載した。
 
 米国紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」では26日付で特集を掲載し、一度は獲得を目指した有望株の今後の活躍に太鼓判を押した。
 
 対戦相手となったジョーダン・ライルズ投手は「大谷のことは誰でも知っているよ。彼にとっては初打席だったみたいだけど、私には既にメジャーでのプレー経験があるかのように見えたよ」と話し、マウンドから大谷の風格を感じ取ったようだ。
 
 また、日米から大きく注目された大谷の初打席については「ただの1打席と思ったし、本当のところは彼だからといって特に注意を払うこともなかった」と話す一方で、2球で追い込んでから四球を選んで出塁したことには感心しており「彼には明るい未来が待っていると確信しているよ」と話し、その実力を高く評価した。
 
 同紙では「12月にエンゼルスを選んだ大谷は開幕ローテーションに加わり、定期的に指名打者として出場することが期待される」とも評しており、米国でも前代未聞となる二刀流の成功に期待を寄せている。