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エンゼルス、本拠地の本塁打境界線変更は投手陣から不評「どれほど否定的な見方をしているか」

2018/02/22

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 ロサンゼルス・エンゼルスは20日(日本時間21日)、今季から本拠地のエンゼル・スタジアムの右翼フェンスの本塁打境界線を約3メートル低くすることを発表した。同球場の5.5メートルの高さのフェンスは左打者泣かせとして有名だったが、ラインが下がったことにより今季からは特に左打者の本塁打が増加することになりそうだ。
 
 昨季のエンゼル・スタジアムでの球場本塁打数はメジャー全体で18位とどちらかと言えば投手有利の球場だったが、今年からは打者有利の球場となる可能性が高く、エンゼルスに加入した大谷翔平投手にとっては、野手出場の際に本塁打が出やすくなった形となる。
 
 野手陣から支持を得ている今回の境界線変更だが、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は21日(日本時間22日)付の特集で、投手陣からは不評であることを報じた。
 
 昨季はMLB史上最多となる年間6105本塁打が記録されるシーズンとなったが、更に本塁打が増加することが見込まれる今回の境界線変更はエンゼルス投手陣に衝撃を与えたようだ。
 
 エンゼルスのマット・シューメイカー投手は「フェンスを下げたことにどれほど否定的な見方をしているか、ここに一日中座って話すことが出来るよ」と話し、今回のライン変更について否定的な立場をとった。
 
 一方で「今回の変更はもう現実のものとなった。投手から支持されることが行われれば、野手はそれを嫌うし、その逆も然りだ」とも話しており、既に決まったことを受け入れてもいるようだ。
 
 投手陣からは不評だが、強力打線を擁するエンゼルス野手陣にとっては朗報となった今回の境界線変更。果たして、この変更はレギュラーシーズンでチームにどのような影響を及ぼすことになるだろうか。